土屋太鳳&百田夏菜子、スタイル抜群の向井理に爆笑! ひげ姿も「お似合いです(笑)」
ターンテーブルは「マジで緊張しました」
――ターンテーブルのシーンはいかがでしたか?
土屋:初めてセットを拝見させていただいた時、スタッフさん方が「本物そっくりだ」っておっしゃっていて、私は拝見したことなかったんですけど、調べたら本当に本物そっくりに作ってあったので、歴史を感じました。
(ステージに)立った感覚は、スタート地点に立った感覚。私は陸上をやっていたんですけど、陸上のクラウチングスタートの「走るしかない」という覚悟みたいな感じが似てるなと思って、1970年代の方々はそういった覚悟を持って生きてきたんだなと思いました。
百田:当時の実際の映像を見たことはないんですけど、ステージを見た瞬間に、こういうステージで先輩方は歌われてこのオーディションに勝ち抜いてきてんだなとか、本当にたくさんの歴史を感じながらこのステージに立たせていただきました。
仕事柄いろんなステージに今まで立たせていただいてるんですけど、今まで味わったことのない緊張感が常にあって、ターンテーブルが回るときなんか、こういうのが“心臓が飛び出る”っていうんだろうなってくらいバクバクしました。
緊張感は(役として)作らなくてもステージが作ってくれたので、緊張してる顔とかはマジだと思います。
そんな緊張感が皆さんにも伝わったらいいなと思いますし、あらためて自分がそこに立ってみて、そこで勝ち抜いてきた人のすごさを感じました。
――向井さんは二人を見守っている役でしたがどうでしたか?
向井:ポスターで見ていたので、そっくりそのままだなっていうのと、今と全然違うのは、指揮者もいて生演奏でやっていたこと。
僕は歌を歌う仕事ではないですけど、恐ろしい番組だなって。今では実現できない、オーケストラで生演奏で生歌っていうのはチャレンジングですけど、見る人も魅了するくらいのエネルギーがあったんだなってセットを見て感じました。
僕は舞台袖で見ているだけですが、見てる方も緊張する。子供たちをステージに上げるような親心が芽生えて、変なドキドキ感があります。