人気コミック「五等分の花嫁」のTVアニメが2019年1月よりTBSチャンネルほかでスタート!貧乏生活を送る成績優秀な高校2年生・上杉風太郎の元にある日、舞い込んで来たのは好条件の家庭教師アルバイトの話。ところが、教え子は新しくクラスメイトになった五つ子姉妹。彼女たちは飛び切りの美少女ぞろいだが、"落第寸前""勉強嫌い"という超問題児だった...。
ヒロインの中野五姉妹にキャスティングされたのは花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり、5人の人気女性声優たち。そんな顔は似ていても、さまざまな個性を持った五つ子を、それぞれ魅力たっぷりに演じる彼女たちにインタビュー。第3回は、普段は口数が少なく落ち着いているが、戦国武将など大好きなことに対しては熱くなる三女・三玖を演じる、伊藤美来が登場!
出演が決まった時の感想をお聞かせください。
「まず、三玖ちゃんが私と同じ『みく』という名前なので、最初に目につきました。原作コミックを読んでも『この子を演じてみたい!』と思ったので、決まった時は名前も一緒で感情移入もできていたし、運命かなって。表情に感情があまり出ないためクールに見られがちなんですが、実際に演じてみて本当は一途で誰よりも感情豊かな女の子だと気づいて、今はそういう面を出せるように一生懸命演じています」
アフレコ現場での印象的なエピソードがありましたらお聞かせください。
「キャストの皆さんの名前を伺って『どうしよう、みんなすごい人たちだ!』って、最初はドキドキしながら現場に入りました。第1話のアフレコの時は、本当に死んでしまうんじゃないかってくらい緊張してしまって、上手くできなかった点や迷惑を掛けてしてしまった点もあったんですけど、皆さんが声を掛けて緊張を解いてくださり、いろいろアドバイスもくださいました。先輩たちの背中を見ながら、すごく学ばせていただいています」
もし、自分にそっくりな4人の姉妹ができたとしたら、どんなことをしてみたいですか?
「五つ子のインパクトを使ってビックリさせたいので、人がいっぱいいるところに行きたいですね。渋谷の駅前スクランブル交差点を5人そろって歩いて、『おっ』て思った人たちがSNSで話題にしてくれて、そこから人気に火がついてTVで『実は五つ子だよ!』って...。最終的には五つ子タレントになりたいと思います(笑)」
文=中村実香 撮影=中原幸