常に大切なものがそばにあるという意識を持っている
さらに、松下は克子の魅力について「考えてなさそうで意外と考えているところが、克子の隠れた魅力かもしれません。あっけらかんとしているし、『そんなことゆーたかて』と、どこか物分かりがいいように見えて、ずっと胸の中にはなにか引っかかっていたりするんです。明確に描かれてはいませんが、常に何か考えごとをしていて、意外に人のことをいつも考えているんじゃないかと思います」と分析し、
「それは忠彦さんだけじゃなく、お母さんや福ちゃんのことも含まれます。自由に発言しているだけで、自己中心的な人ではないので、常に大切なものがそばにあるという意識を持っているんじゃないでしょうか」と語った。
紆余曲折を経て忠彦との絆も深め幸せな時間を過ごす克子。そんな現在に松下は「ある意味、波乱万丈な人生だと思うのですが、そこにいる人たちは、それぞれ自分なりにそれを楽しんだり悩んだりしながら、ひとつひとつ乗り越えて乗り切って、またひとついろいろなものを掴んでいく。その様が本当に見事に描かれているので、演じながらも次に何が起こるのか楽しみにしています」と楽しんで撮影に臨んでいたようだ。
そして最後に視聴者へ、「萬平さんも、忠彦さんも、とにかく一つの枠に収まらない人たちで、今度は何をやろうとするのか、何をやってくれるのか、ワクワク感があります。いろいろなことを経て、最終的にどうやって即席ラーメンに行き着くのか。一視聴者としてもすごく楽しみで元気ももらっていますが、視聴者の方にも、なにかそういう前向きな気持ちをお伝えできたらと思います」とメッセージを送る。
3月6日(水)放送 130回あらすじ
新商品「容器入り即席ラーメン」を作るため、社内に若手社員中心の開発チームを発足させた萬平(長谷川)。とりあえず器作りは他のメンバーに任せ、自らは自宅でスープ作りを始めることに。チームのメンバーには長男の源(西村元貴)も入って、福子はワクワクする。しかし、福子が萬平の物作りにかける執念を源に学んでほしいと考えるも肝心の源はどこか冷めた様子だった。
毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか
NHK総合ほかで放送
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