薮宏太、ミュージカルに備えて現在食事制限中! 20代最後となるバースデーもお祝い!!
平成最後の春となる2019年4月に上演される、栗山民也演出の新作オリジナルミュージカル「ハル」で、主人公・ハル役を務める薮宏太が、1月31日に行われた合同取材会に出席。舞台への意気込みや役作りについて、さらにはHey! Say! JUMPの仲の良さがうかがえるエピソードなどを語った。
大病を乗り越えるも、生きる希望や意味を見出せずにいた高校生のハルが、ボクシングに夢中な少女と出会い、自らもボクシングにのめり込むことで“人生を思い切り生き抜くことの大切さ”を学び、成長していくというストーリー。ハルを演じる薮宏太は、ボクシングジムに通い、さらにはボイストレーニングに励むなど、約10年ぶりの単独主演舞台に向けて役作りに日々奮闘中だ。取材会に応じた薮は、集まった記者の多さに「びっくりしました!」と戸惑いながらも、カンテレの開局60周年記念となるミュージカル『ハル』の主演を務めることに「本当に光栄なことです!」と嬉しさをにじませた。続けて、「平成最後のミュージカルになると思うので、時代の移り変わりに、いろんな不安を抱える人たちの背中を押せるようなミュージカルにしたいです。僕らのグループ名もHey! Say! JUMPなので他人事じゃない(笑)。この舞台を観て、Hey! Say! JUMPをもっと応援したいと思ってもらえるような舞台にしたいです!」と気合十分。このミュージカルは0(ゼロ)から作り上げるオリジナルストーリーということで、「逆にゼロからだからこそ何でもできるし、そこはオリジナルミュージカルの魅力。正解も不正解もまだ分からないし、どっちの評価にも分かれる、そんな不安もあります。ただ、チケットも決して安くはないので、見ていただいた方にお値段以上のものを残せたらと思っていますし、不安をプラスに、ポジティブに変えられるよう頑張ります!」と自らを奮い立たせた。
「青年ハルに共感できるところは?」という質問では、「友人たちと天体観測をするシーンで、ハルは星を見てウンチクを話すんです。僕も豆知識や余談的なことを話すことがあるので、そこはハルと似ているなって思います(笑)」と分析。ちなみに普段から星空を見上げるという薮。「星空アプリを見ながら“冬は空気が澄んでいるから星が見えるな~”って思ったりしています」とロマンチックな一面をのぞかせた。
また、「セリフとセリフの間に歌が入るミュージカルは、歌に感情をうまく乗せられるかが大事なので、そこを常に考えています」と、今はミュージカルに向けてボイストレーニングにも励んでいる。一方、思わず鼻歌を歌うこともあるとはにかみ、「ミーハーなんですけど、『ボヘミアン・ラプソディ』の映画を観たばかりなんで、QUEENを歌うことが結構あります(笑)」と明かす場面も。
脚本&作詞=高橋亜子/演出=栗山民也/作曲&音楽監督=甲斐正人/出演=薮宏太(Hey! Say! JUMP)/北乃きい/安蘭けい/栗原英雄/七五三掛龍也 (Travis Japan/ジャニーズJr.)/梅沢昌代/今井清隆 ほか
東京公演:4月1日(月)~14日(日)@TBS赤坂ACTシアター
大阪公演:4月22日(月)~28日(日)@梅田芸術劇場メインホール