市川海老蔵、六本木歌舞伎「羅生門」共演の三宅健は「モテるんだろうな」
基本的に三宅健を見ていればいい
次の質問では「今回、歌舞伎になじみのないお客様も多く足を運ぶと思われますが、初心者の方への見どころを教えてください」と聞かれると海老蔵は「三宅さんのお話しにもありましたけど、三宅さんのファンの方々が歌舞伎を見にくる、ということへの質問かなと判断させていただきますと、まぁ、基本的に三宅健を見ていればいいんじゃないでしょうか」と答え会場は笑いに包まれた。
三宅が「海老蔵さんを見ないと」と言うも「そんなふうに三宅さんを見ていて、何となく『あぁ、歌舞伎ってこいういうふうに見ていればいいんだ』と思っていただければいいわけですよね。ですから、その質問に関しては三宅健を見ていればいいと思います」と続け、さらに会場に笑いを誘った。
会見後の囲み取材では、和服姿の感想を聞かれ三宅は「なかなか正装することがないのでうれしいです。紋付き袴で隣には海老蔵さん。まだ現実を受け入れがたいです。まさか隣に並んで記者会見をすることになるとは思ったことがなかったので、緊張しています」と、会見からの緊張が続いている様子。
さらに、今作への挑戦に関しては「海老蔵さんの多大なる力をお借りして、どうにか初日を迎えられたらなと思っています。自分で準備は日本舞踊、殺陣を少し習っています。洋舞と日本舞踊はやっぱり勝手が違うので、本当に死に物狂いでお稽古しないとなと思っています」と来ていただく方々にしっかりと届けていきたい、という気持ちを語った。
最後には「初の六本木歌舞伎出演となるのですが、ファンの皆さんの中には、歌舞伎を見にきたことがない方もいらっしゃると思うので、ぜひ六本木歌舞伎を見にきていただいて、それをきっかけに歌舞伎の世界にハマっていただければと思います」とファンへメッセージを送り、会場を後にした。
2月22日[金]~3月10日[日]@東京・EXシアター六本木
原作=芥川龍之介/演出=三池崇史/出演=市川海老蔵、三宅健
3月13日[水]~17日[日]に大阪・オリックス劇場、3月21日[木]~24日[日]に北海道・わくわくホリデーホール(札幌市民ホール)での公演も決定している