良い環境で演じさせていただけることに感謝
――息抜きはどんなことをやっていらっしゃいますか。
「日本ボロ宿紀行」の撮影のときは、撮影期間もぎゅっと詰まっていたので、お休みはそんなにありませんでした。
撮影する宿は山の中にあることが多かったので、周りの木々などの自然に癒やされていました。宿泊したホテルに温泉がついているところも多く、各地の温泉に入ることができたのは、とても良いリフレッシュになりました。
――今回、高橋和也さんとご共演されて印象に残ったことはありますか。
高橋さんは、大先輩で最初はすごく緊張しましたが、撮影が進行していくと、どんどん関係性も縮まり、ほぐれてきました。
4話の撮影で、至近距離で向き合ってせりふを言うシーンがありますが、2人ともなぜか笑いが止まらなくなったことがありました。笑いをこらえないといけないのに吹き出してしまうというループにハマってしまって…。
でも、その後に高橋さんが「良い空気感じゃなかったら、そういうことって絶対起こりえないよね」とおっしゃっていて、改めて良い環境で演じさせていただけることに感謝しました。
――今回は高橋さんとの共演でしたが、他に深川さんにとって尊敬しておられる方はいらっしゃいますか。
尊敬する方ばかりですが…昨年、舞台で共演させていただいた事務所の先輩でもある知花くららさんをとても尊敬しています。
稽古の休憩時間に知花さんが「お茶しに行こうか」と言って下さって、いろいろお話させていただきました。その時にお仕事で見ている知花さんの姿だけでなく、人としても普段の何気ない過ごし方など魅力的な方だなと改めて感じました。
女優さんとしてだけではなく、普段の人柄や生き方が本当に素敵で、私もこういう女性になりたいと強く思いました。