リリー・フランキー、カンヌ受賞後初のドラマ主演で“ダメダメ夫”に!
リリー・フランキー主役の「ドラマスペシャル『離婚なふたり』」(金曜夜11:15-0:15ほか、テレビ朝日系)が、4月に2週連続で放送されることが分かった。
本作は、離婚という人生の一大事に直面したある夫婦の姿を描くドラマ。リリーは“理想の夫婦”を描かせたらNo.1という売れっ子脚本家・野田隆介を演じる。
また、離婚を決意した隆介の妻・今日子をリリーとは初共演の小林聡美が、夫婦を離婚へと導く弁護士・堂島正義役を岡田将生が務める。
リリー・フランキー「とても斬新な作品です」
夫婦のドラマを執筆中の隆介が、23年間連れ添った妻・今日子に離婚を切り出されるところから物語は始まる。“夫婦とは空気のようなもの”と考えていた隆介にとって、妻からの申し出は全くの想定外。
シナリオの執筆もそっちのけで悩む隆介の前に、今日子から依頼された弁護士・堂島が現われ、隆介は次第に追い込まれていく、というストーリーだ。
脚本は「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」(毎週月曜夜9:00-9:54)や「林修の今でしょ!講座」(毎週火曜夜7:00-8:00)など、数々の人気バラエティーを生み出してきた放送作家であり、近年は「ボクの妻と結婚してください。」「天国マイレージ」など、小説家としての評価も高い樋口卓治が務める。
そして、「桐島、部活辞めるってよ」(2012年)で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞などに輝いた吉田大八監督が、本作でスペシャルドラマ初演出を手掛ける。
また、第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した映画「万引き家族」(2018年)で万引きを繰り返す一家の父親を演じたリリーは、カンヌ受賞後初のドラマ主演となる。
リリーは「ホームドラマとしては、とても斬新な作品。見終わった後、“変わったドラマを見たな”とお感じになると思います」と手応えをアピールした。