浦井健治「私のおじさん-」で城田優とドラマ初共演!対談インタビューも公開
また何か新しいことに挑戦したいな、なんて思ってもらえたらうれしいです。
――第6話のテーマは「30代からの迷い」ですが、お二人は今までに“迷い”を感じたことはありましたか? もしくはこれからありそうですか?
浦井:僕はあまりないですね。いつも「あははは~」って笑っているので、「このままでいいのかな?って思えよ」って人に言われちゃうくらい(笑)
城田:逆に僕は常に思っています。今日も昨日もおとといも…(笑)
浦井:優に言われたんですけど、僕は“加点法”なんだそうです。「これ出来た! よしっ!」って加点していくタイプ。優は“減点法”なんですよね。
城田:本当に正反対ですね。僕は毎日「どっちがいいんだろう?」って常に考えています。仕事の方向性とか、自分の未来とか…。今は人生で何回目かの分岐点ですよ! 漠然と未来の見えない部分を想像しないといけない中で、芸能生活20年になって経験値が増えてきて、一つ一つの選択に時間がかかるんです。
自分が培ってきたもの、積み上げてきたものを崩さないまま、より上げたいって思いだったり、でも、全部ぶっ壊してでもこれやりたいっていう事も思ったり…そんなはざまにいます(笑)
浦井:背負うものが大きくなってきているってことだよね。
――そう感じている同世代の方は多いですよね。
城田:僕らは、自分を輝かすことができるステージがあって、自分を応援してくれる人がたくさんいるので、とても恵まれていると思うんです。でも、やりたいことができずにくすぶっている気持ちを持ったまま仕事をやっている人とか、こんなことやりたかったわけじゃないのにと思っている方たちに第6話はもってこいの回だと思います。
どちらの選択が正しいのかなんてわからないけど、一度の人生、どっちの選択をした自分のビジョンを見たいのか、「私のおじさん~WATAOJI~」の第6話を見て、改めてそういうことを考えながら、また何か新しいことに挑戦したいな、なんて思ってもらえたらうれしいです。
浦井:テレビは影響力があると思うので、悩んでいる人がこのドラマを見て“何かを思う”ってことも大いにあると思うんです。テレビってやっぱりすてきなエンタメですよね。