柴咲コウが飼い猫とのエピソードを語る! 立川志の輔は猫にジェラシー?
小林薫「感動的な再会」
続いて、キャスト陣が「猫と○○な話」を語るコーナーに。
山中崇は柴咲にまつわるエピソードを告白。「撮影場所に支度部屋がありまして。1階で衣装を着替えて、2階は猫40匹くらいが待機している部屋があって、3階がメークする部屋だったんです。メークするために2階を通っていくんですけど、40匹も猫がいると、生き物ですからまあまあな“お匂い”がするんです。僕、猫は好きなんですよ、好きですけど…。普段はそこを飼育係の方がお掃除されているんですけど、撮休のある日、柴咲さんがお掃除されていたんですよ。本当に猫が好きなんだなって。そのとき、初めて(柴咲さんを)信用しました」と告白。これに対して柴咲は「良かったです、信用されて」と笑顔で返した。
数年前までずっと猫を飼っていたという銀粉蝶は、ある飼っていた猫の話を。「代々、ぷーちゃんという名前の猫が必ずいつもいまして。その最初の猫を撮影中、ずっと思い出していました。道でひかれていた猫を助けたんです。口が取れていて、足もおかしくなっていたから、病院に連れて行ってたんです。若いからお金もないのに必死だったんです。回復して、ぷーちゃんと名付けて、結構長生きしました。かわいかったです。私が本当の猫好きになったきっかけの猫です」と、感動的なエピソードを語った。
柄本佑は「監督は猫ばっかり見ているんですよ。猫がたくさんいるシーンは、猫がOKならOKで、あそこの猫が動いたからNGとか(笑)。こちらには触れてもらえなかったですね。岩合監督の演出はそこなのかなと思って見てました」と撮影中のエピソードを明かした。
小林薫は、柴咲主演の大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年、NHK総合ほか)で共演した猫の話を。「僕は猫好きの和尚の役をやったんです。そのときにずっと抱いていた猫が、今回の現場にいました。なかなか人間でも再会することないのに、感動的な再会でした」とほほ笑ましい話を。
猫好きで知られる柴咲は「私が飼っている猫は、真っ白い保護猫ちゃんなんですが。賢くて、目が合うと飛び乗ってくる芸をするんです。でも、最近は少しでも目が合うと、お皿やお鍋を持っていても飛び乗ってきて危険なんで、あまり目を合わせないようにしてます(苦笑)。そこが苦労でもあり、幸せでもあります」と、私生活を垣間見せるエピソードを披露した。
志の輔は、自身が演じる大吉と、その飼い猫・タマとの撮影シーンのエピソードを。「本当に監督は猫のことばかりでして。撮影中、『OK!』と言った監督は、タマの所に行って『おまえはすばらしい。良かったよ』と言って、1カット1カット抱き締めるんです。私のことは一度も抱きませんでしたね」とジェラシー交じり(?)に語り、会場の爆笑を誘った。
フォトセッションは、出演した猫たちも登場して行われた。猫に嫌われる役を演じた葉山奨之は、リハーサル時に使われていたというぬいぐるみを持っての撮影となった。
公開中
出演=立川志の輔、柴咲コウ、柄本佑、銀粉蝶、田根楽子、小林トシ江、山中崇、葉山奨之、片山友希、立石ケン、中野裕斗、中村鴈治郎(特別出演)、田中裕子、小林薫
監督=岩合光昭
原作=ねこまき(ミューズワーク)「ねことじいちゃん」(KADOKAWA刊)
(C)2018「ねことじいちゃん」製作委員会
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