手軽さ、コスト、パフォーマンス、使いやすさ… 「録画テレビREAL」と「通常のテレビ」を比べてみた
三菱電機のブルーレイ・ハードディスク内蔵液晶テレビ「REAL」。2018年12月から開始された新4K衛星放送が受信できる「REAL 4K」も登場して、ますますさまざまなコンテンツが楽しめるようになってきた。
しかしながら、「REAL」と「通常のテレビ」との違いは何なのか。新生活のスタート時期だからこそのポイントを踏まえつつ、「REAL」と「通常のテレビ」を手軽さ、コストパフォーマンス、使いやすさ、スペースにおいて比べてみた。
「手軽さ」で比べてみた
「見る」「録る」「残す」の3つの機能が、1台に集約されているのが「REAL」の最大の特長。1台あればテレビの視聴も録画も、ダビングさえもできてしまう。しかし、「通常のテレビ」ではそうはいかない。
通常の液晶テレビでは、録画をするのにもブルーレイを見るのにも、外付けハードディスクやブルーレイプレイヤーが必要になる。さらに、そうした機器を揃えた後も、それぞれの機器をつなぐ配線をしなければならないのだ。
外付けハードディスクやブルーレイプレイヤーを買い揃えたり、1から配線をしたりしなくてはいけない手間を考えると、アンテナケーブルと電源ケーブルをつなぐだけでセットアップが完了する「REAL」は、まさに“お手軽”といえる。
また、「REAL」の利点はもう1つある。配線が2本だけなので、驚くほどテレビ周りがスッキリとするのだ。「通常のテレビ」では、ブルーレイレコーダーとハードディスクをテレビにつながなくてはいけないため、テレビの背面はどうしてもケーブル類でごちゃごちゃになってしまう。「テレビの背面の配線は、どれがどれにつながっているのか分からない!」という人も多いはずだ。
さらに背面の空間がスッキリすると、配線部分に溜まってしまうほこり類の掃除もとても楽になる。テレビ周りのほこり類は、コンセント部分の発熱から火事やボヤの遠因にもなりやすい。そういった意味でも、配線部分の掃除が楽になるのは嬉しいところ。「REAL」は掃除の手間も減らしてくれるといえるだろう。
「手間なく新生活をはじめたい!」という人にとって、「REAL」はまさに救世主といってもよいアイテムなのだ。