平手友梨奈の「笑わせて」のお願いに板垣瑞生が奮闘!
一方、平手は「監督とは、もう話すことがないくらいたくさんしゃべった。いろいろ意見も言ったりした。すごくいい経験をさせていただきました」としみじみと語り、「『響』を好きになってくれたらうれしい」と会場に呼びかけた。本作の演技で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したが、「まだ実感がわかない。でもすごくありがたいことだなと受け取っています」と率直な思いを明かしていた。
舞台袖では、平手が「一度は会場を笑わせて」と板垣にお願いしていたそう。しかしながら、板垣が「(平手とアヤカに)会うといじられる。いじられると懐かしい。いじらるとうれしい」とお茶目に語ると、会場はややウケ。板垣が「笑ってもらってもいいですか?」と平手に助けを求めるひと幕も。本棚を倒すシーンのメーキングが流れた際には「響と(アヤカ演じる)凛夏の2人に睨まれているのが怖かった」と明かした板垣だが、ここでもややウケに終わり、これには平手も「逆にすごい!」とびっくり。板垣は「笑わせられなくてすいません」と肩を落として、会場の笑いを誘っていた。
「響 -HIBIKI-」のBlu-ray&DVDは発売中。
撮影・取材・文=成田おり枝