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栗山千明、セカンドシングルは布袋寅泰とタッグ! 栗山千明単独インタビューPART2

2010/11/14 11:00

素の自分については、「自分でいうのも何ですけど、欲がないんですよ(笑)」と自己分析
素の自分については、「自分でいうのも何ですけど、欲がないんですよ(笑)」と自己分析

(栗山千明インタビューPART1より続く)

――新曲は、アニメ「よりぬき銀魂さん」のオープニング曲になっていますが、決まったときの印象は?

「『合う!』って思いました。すっごい自信がありましたし、実際にオープニング映像を見て、『やっぱり!』って思いました(笑)。『銀魂』のぶっ飛んだ世界観とキャラクターの濃さが、『可能性ガール』のインパクトの強いメロディーと音遊びのような感覚の歌詞が自分の中ですっごいリンクしてましたし、『絶対合うでしょ!』って感覚でした」

――では、アーティストと、女優との違いは何かありますか?

「役者は自分自身を出すというより、何かになる(演じる)という感じでやってきましたが、自分自身を出せる、自分がやりたいことをより明確にできるのがアーティストだと思っています。なので、アーティストとしては、自分が『これ、かっこいいよな』とか『これは、かわいいな』っていう自分のセンスを磨きながら、自分らしさを出していければいいかなと思います」

――女優とアーティストではアプローチの仕方が逆になる感じでしょうか?

「演じる役柄は、実在する人ではない場合が多いので、答えが明確じゃないじゃないですか? だから『自分がこう思う』というよりは、みんなと自分の役をつくっていくっていう感覚です。一方で音楽活動は、皆さんと一緒にやらせていただくのは同じなんですけど、その中でも自分はこうしたいとか、自分だったらこうかなっていうのが言える場所ですね。だからいい意味で自分の欲を出していけると思っています」

――素の栗山千明はアーティストの方が近いということなんですね?

「それが、違うんです! 自分でいうのも何ですけど、本当の自分は欲がないんですよ(笑)。『これが食べたい』とか『これが欲しい』とか『どこに行きたい』とか、そういうのがないんですよ。だからある意味、お芝居の方が性格的には合ってると思うんですよね」

――では、栗山さんの“可能性”についてお聞きしたいのですが、今後、自身がやりたいことなどはありますか?

「まだまだ、わたしが音楽をやっていることを知らない人もいっぱいいると思いますし、今はアーティストとしての基盤を作りたいと思います。今回の作品では、前回と曲調も違うし、歌い方も違う中で、いろんな発見があったので、今後さらに、自分の中でマッチする感覚や歌い方なども出てくるんじゃないかと思います。『栗山しかないよな』っていう音楽を作れたりしたら、役者としての幅も広がっていくかなと思っています」

――最後にファンの皆さんにメッセージと新曲のアピールをお願いします。

「ロックっていうジャンルにとらわれず、いろんな曲調や歌い方を試していきたいと思いますので、聴いてくださっている皆さんも、毎回違う感覚を楽しんでもらえればなと思います。あと、アルバムを出したいので、皆さんよろしくお願いします!(笑)」

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

「可能性ガール」
11月17日(水)発売
【初回生産限定盤】1500円
【通常版】1050円
【期間生産限定盤】1223円
DefSTAR RECORDS

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