田中みな実、女優デビュー作を振り返り「最初の方のシーンを撮り直したい(笑)」
山口紗弥加主演のオトナの土ドラ「絶対正義」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系※3月9日[土]は夜0:00-0:55)の第6話が3月9日(土)に放送。最恐のヒロイン・高規範子(山口)を殺めてしまった友人たちの苦悩が描かれていく。
このドラマで女優の石森麗香役を演じている田中みな実に話を聞いた。
台本をいただくたびに新たな発見があるキャラクター
――キャストの皆さんの笑い声が多い、活気ある現場ですね。
とても良い雰囲気の中、和気あいあいとやらせていただいています。
皆さん切り替えをしっかりされる方々で、空き時間は談笑していても本番ではガッと集中。女優さんの気迫を日々肌で感じています。(お芝居は)とても集中力を求められるお仕事だと思いました。
――撮影も進み、改めて石森麗香役を演じての感想、印象を教えてください。
台本をいただくたびに新たな発見があるキャラクターです。台本での麗香はわりと周囲に流されるタイプ。でも、時に強い意思を持って行動するから演じていて驚かされます。
さまざまなことに悩み、迷いながら生きている彼女に、同世代の女性は共感できるところがあるのではないでしょうか。
――お芝居の楽しさ、難しさみたいなものをどのように感じていますか?
私はまだ皆さんについていくのに精いっぱいで、楽しむ余裕はなかなかないのですが、ドア越しに亮治さん(神尾佑)と話して気持ちを通わせるというシーンの時に、初めて麗香の気持ちになれたと思いました。
それまではせりふを間違えないようにしようなど、どこか頑張っている感がありました。でもそのシーンの時に、自分でもどうにもできないやるせない気持ちが溢れてきて、麗香の気持ちと合い通じることができたのではと思ったんです。
――ご自身でドラマをご覧になった感想はいかがでしたか?
最初の方に撮影したシーンを見ると、もう一度撮りたいと思ってしまいます。今がとても成長できているという気持ちとはまた少し違いますが、現場の空気にようやくなじむことができているので、今、撮っていただいたらもう少しどうにかできるのではないかと思ったりします(苦笑)。