Juice=Juice&カントリー・ガールズの梁川奈々美が卒業「自分でも自分を愛していきたい」
Juice=Juice&カントリー・ガールズLIVE〜梁川奈々美 卒業スペシャル〜」が、3月11日に東京・Zepp Tokyoで行われた。同ライブをもって、Juice=Juiceとカントリー・ガールズを兼任していた梁川奈々美は両グループおよびハロー!プロジェクトを卒業。今後は、カントリー・ガールズの先輩である嗣永桃子と同じように伝説の一般人として次のステップへと進んでいくという。
会場には、梁川のラストを見届けようと2200人のファンが集結。同時にスカパーで生中継されたほか、全国の映画館でもライブ・ビューイング中継された。ライブ開始前からファンの熱気は最高潮に達し、梁川のメンバーカラーであるパープル(カントリー・ガールズでのカラー)とミディアムブルー(Juice=Juiceでのカラー)で染まり、やなみんコールの大合唱。これには梁川本人も「光の圧がすごい!」と驚きの声を上げる。ここでハロー!プロジェクトのリーダーである和田彩花が登場。卒業公演では定番となっているハロプロリーダーとしてメッセージを読み上げ「みんなで見守っています!」と梁川にエールを送っていた。
ここからは梁川が兼任するJuice=Juiceとカントリー・ガールズによるライブタイムへ。以前、弊誌の“自信の一番見て欲しいところは?”という質問に対し『Juice=Juiceとカントリー・ガールズのときのギャップを見てほしい。カントリー・ガールズはかわいい曲が多くてJuice=Juiceはかっこいい曲が多いので、違いを楽しんでいただけたらうれしいです』と語っていた梁川。その言葉通り、前半戦のJuice=Juiceのターンではカッコよく、セクシーな一面を披露していく。一曲目は梁川のJuice=Juice加入後初の楽曲となった『Fiesta!Fiesta!』。この後のMCで「やなるる(梁川と同期加入の段原瑠々の愛称)が加入して初めての曲。思い入れはたくさんある」と同曲を懐かしむ一幕も。
長い間5人体制で活動していたJuice=Juiceに初の追加メンバーとして加わった梁川と段原の2人。周囲の雑音を振り払ったのは、この『Fiesta!Fiesta!』での高いパフォーマンスだった。リーダーの宮崎由加も、以前の弊誌インタビューで「(Fiesta!Fiesta!の初披露時は)本当に地鳴りが起こったんじゃないかっていうくらいどよめいた。私たちも鳥肌が立って、でもそこでいいグループになれるなって手応えを感じられました」と、この曲が新体制の自信につながったと語っている。まさに梁川加入後のJuice=Juiceの代表曲といえる楽曲でライブが幕を開けた。