岡崎紗絵が卒業式の思い出は「私が一番泣いてた!」
――2012~2015年に専属モデルを務めていた雑誌「Sventeen」からの卒業はいかがでしたか?
同じ時期に卒業する子たちと合同で卒業式みたいなことをしてもらいました。みんな「卒業だね~」って感じでケロッとしていたのですが、最後に編集の方々が来てくれて皆さんに向けて、一人づつ感謝の思いを述べる時になったら全員が泣き出しちゃって。私も編集さんや来てくれていた「Sventeen」の後輩たちの顔を見ていたらいろんな思い出があふれて泣けてきて、何を言っているのか分からなくなって全然まとまらなかったのを覚えています。モデルとして初めての場で、何も分からない状態から成長もさせてもらった「Sventeen」は、やっぱり自分の中ですごく大きな存在だったんだなってあらためて感じたのを覚えています。
――それでは、ここからは新ドラマ「パーフェクト・ワールド」の話を聞かせてください。主演の松坂桃李さんとは3度目の共演になりますね。
そうなんです! 松坂さんは私が初めて出演したドラマでも座長をされていて、勝手に強いご縁を感じさせていただいています(笑)。すごく物腰が柔らかく優しい方で、すっごく紳士な大先輩です。またご一緒させていただけることが本当にうれしいです。以前の共演させていただいたとき、松坂さんのお誕生日にみんなでプレゼントを渡したのですが、その1カ月後の私の誕生日に、わざわざプレゼントを用意いただいて…。そういうお気遣いが大変勉強になると思いましたし、本当に感謝しています。
そして、今作ではこれまで共演した役柄とはまた違った役を演じられるので、新しい松坂さんを見るのが楽しみです。
――岡崎さんが演じるしおりの姉・つぐみ役は、山本美月さんです。山本さんとは初共演ですね。
そうなんです。山本さんが「CanCam」のモデルをされていたころから雑誌で見ていて、「とてもきれいで透明感がある方」だと思っていました。実は、普段から山本さんのインスタを見ているんです(照)。モデルのお話など、いろいろお話する機会があればうれしいなと思っています。
取材・文=原田健