<広瀬すず>「涙が止まらなかった」“朝ドラ”ヒロインへの思い語る
4月1日(月)よりスタートする連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月曜~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。ヒロイン・奥原なつ役として2018年6月にクランクイン後、北海道・十勝でのロケなどをこなし、現在も撮影の真っただ中の広瀬すずが、役柄や“朝ドラ”ヒロインについての思いを語った。
記念すべき連続テレビ小説100作目となる本作は、戦後の北海道の大自然、日本のアニメーション草創期を舞台に、何事にも真っすぐに生きたヒロイン・奥原なつ(広瀬)の姿を描く。
戦争で両親を亡くしたものの、北海道に暮らす父の友人家族の下でたくましく育ったなつが、高校卒業後、上京してアニメーション業界に飛び込み、アニメーターとして奮闘していくという物語だ。
「私、涙が止まらなかったんです」
――演じるなつをどんな人物ととらえていますか?
自分は本当に幸せを感じながら生きてるんだけど、子供のときに家族と離れてしまった分、自然と人と距離をとってしまう性格があるんじゃないかなと思っています。
でも、「ありがとう」と「ごめんなさい」をちゃんと言える少女だと思うので、演じていて私自身もすごく幸せです。
――広瀬さんご自身と似ているところはありますか?
なつはそこにいるだけで、みんながなつから感じるものがたくさんある、太陽みたいな存在なんですが…、私はあんなにいい子じゃないと思います(笑)。本当にすてきな女の子なので、私も見習わなくちゃ!と思ってます。
――大森寿美男さんの脚本を読んだ感想を教えてください。
すごく真っすぐな作品だと思います。そして、人の幸せを自分の幸せだと感じられる登場人物がすごく多いんです。