安田顕も登場!!「なつぞら」盛り上げる北海道の演劇集団“TEAM NACS”とは?大泉洋もメンバー
大河ドラマ、日曜劇場…TEAM NACSの活躍
3人ともに、すでに実力派俳優として全国区で活躍中。安田は、北海道にルーツを持つヒロインを描いた連続テレビ小説「瞳」(2008年、NHK総合ほか)で注目を集めた。日曜劇場「下町ロケット」(2015年ほか、TBS系)で演じた佃製作所の技術開発部部長・山崎光彦も記憶に新しい。
音尾は大河ドラマ「龍馬伝」(2010年、NHK総合ほか)で眼光鋭い土佐の脱藩志士・望月亀弥太で強烈な印象を残し、日曜劇場「陸王」(2017年、TBS系)では茂木(竹内涼真)を擁するダイワ食品陸上部の監督・城戸を演じ、脚光を浴びた。
戸次も「瞳」や2015年「下町ロケット」などに出演。「下町ロケット」では、帝国重工の審査部主任として佃製作所を窮地に追い込む悪役を痛快に演じた。
そんな3人が、「なつぞら」では地元・北海道を舞台にしたパートに登場。さらに、ヒロインを取り巻くイケメンキャラクターの父親や後見役を演じることも、ファンを喜ばせている。
森崎博之、大泉洋の出演も?
TEAM NACSのファンからは、残る2人のメンバー・大泉洋と森崎博之の登場を望む声も。
大泉といえば言わずと知れた全国区の人気俳優。7月期には池井戸潤原作のドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)で日曜劇場初主演を務めることも決まっている。
さらに森崎も、2018年版の「下町ロケット『ヤタガラス編』」で主人公・佃公平(阿部寛)の大学時代の同級生・野木を演じ、知名度を一気に高めた。「下町ロケット」撮影の際には、同作2015年版から出演している安田が森崎のクランクインに掛けつけるなど、メンバーの絆も強い。
北海道が舞台の一つとなる朝ドラ「なつぞら」だけに、地元の人気者・TEAM NACS全員が名を連ねる可能性はおおいにある。「なつぞら」製作統括の磯智明チーフプロデューサーは会見で「地元の人に喜んでもらえる人に出てほしいと思った」「(森崎さんと大泉さんにも)頑張って交渉していきたい」とも。全国放送ドラマでの記念すべき5人全員集合も期待できそうだ。
「なつぞら」とは
「なつぞら」は、記念すべき連続テレビ小説100作目。戦後の北海道の大自然、日本のアニメーション草創期を舞台に、何事にも真っすぐに生きたヒロイン・奥原なつ(広瀬)の姿を描く。
第1週では――昭和21年初夏、なつ(粟野咲莉)は9歳の時、亡き父の戦友だった柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってきた。
妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる。
しかし、子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていく――という物語が描かれている。