あっという間にコンビネーションができた
そして、鈴木は役作りについて「顔合わせのときに本読みをやって、どういうキャラクターなのかというのを監督と一緒にみんなで細かく話し合い、トーンなどを一気に決めました。宇野さんも高崎さんも役のイメージをつかむのがすごく早い方だったので、あっという間にコンビネーションができました」と明かした。
一方、宇野はクールな役どころのため、撮影中に真顔をキープするのが大変だったという。
「普段お二人と話している延長で演じたくなってしまうのをグッとこらえて、ちょっとミステリアスな雰囲気も出しながらクールを保つということを心掛けました」と語った。
高崎は“おバカ”で前向きな役どころ。「皆さんすごく優しくて、現場でも話し掛けてくださったので、お芝居が始まってからもあまり変わらず演じることができました」と話した。
本作のタイトルにちなみ、最近の癒やしについて聞かれると、鈴木は「犬の散歩をしながら、ぼーっと歩いたりするというのが、もしかしたらエネルギーを充電している時間かもしれないですね」と回答。
続けて、普段妄想することがあるかと聞かれた鈴木は「僕は秋山の役を演じてから、街行く女性を見たときに、秋山だったらこんなふうに考えるのかなという妄想をする癖がついてしまいました」と意外な変化を告白した。
最後に鈴木は「仕上がりがとても面白くなっていまして、どんどん(先を)見たくなる作品になっていると思います。見ていて疲れません!
なぜかと言うと、癒やされる作品になっていますので、見れば見るほど癒やされて元気になると思います。ぜひ多くの方に見ていただきたいです」とアピールした。