「ちゃんと働けば、必ずいつか報われる」名言&名演技で<なつぞら>1位に【視聴熱TOP3】
webサイト「ザテレビジョン」では、4月4日の「視聴熱(※)」ドラマ デイリーランキングを発表した。
1位「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15、NHK総合)15631pt
4月4日に放送された第4話は、草刈正雄が演じる頑固者の祖父・泰樹が発した言葉が「名言」と大きな反響を呼んだ。
なつ(粟野咲莉)を連れて帯広の闇市にやってきた泰樹は、なつが東京で兄妹と必死で生きていた時のことを聞く。その後、「菓子屋 雪月」に向かうと、店主の雪之助(安田顕)が泰樹の持参した新鮮な牛乳と卵でアイスクリームを作る。
アイスクリームを食べながら泰樹はなつに「それはお前が搾った牛乳から生まれたものだ。よく味わえ。ちゃんと働けば、必ずいつか報われる日が来る。報われなければ、働き方が悪いか、働かせる者が悪いんだ。そんなとこはとっとと逃げ出しゃいいんだ。
だが一番悪いのは、人がなんとかしてくれると思って生きることじゃ。人は、人を当てにする者を助けたりはせん。逆に自分の力を信じて働いていれば、きっと誰かが助けてくれるものじゃ」と語り掛けた。
涙を流しながら聞くなつに、さらに続けて「お前はこの数日、本当によく働いた。そのアイスクリームはお前の力で得たものだ。お前なら大丈夫だ。だからもう、無理に笑うことはない。謝ることもない。お前は堂々としてろ。堂々と、ここで生きろ」と言った。
このシーンは、ラストに約3分かけて描かれ、泰樹の言葉は多くの働く視聴者の胸にも響いた。また、草刈、粟野の名演技にも称賛が寄せられた。