新海誠監督の最新作「天気の子」(7月19日[金]全国公開)の音楽を、RADWIMPSが担当することが決定。映画本編の映像や、主題歌の一つであるRADWIMPSの新曲「愛にできることはまだあるかい」を使用した予告編が解禁された。
「天気の子」は、天候の調和が狂っていく時代を舞台に、運命に翻弄(ほんろう)される少年と少女が自らの生き方を“選択”する物語だ。
東京にやってきた家出少年・帆高(醍醐虎汰朗)が出会った、不思議な力を持つ少女・陽菜(森七菜)。2人の恋の物語は、美しく、切なく、新たな時代を迎えるあらゆる世代、そして全世界へのメッセージとして描かれていく。
「君の名は。」(2016年)以来、約3年ぶりにタッグを組むことになった新海監督とRADWIMPS。新海監督からRADWIMPSにオファーがあったのは2017年8月ごろで、RADWIMPSは当時を「不意に監督から『脚本を読んでもらえませんか?』というメールを頂きました。僕は『喜んで読ませていただきます』と返事をしました」と振り返る。
一方の新海監督は「この脚本から(野田)洋次郎さんの頭の中にどんな音が聴こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです」と明かし、「愛にできることはまだあるかい」を受け取った際に「『これは作るべき映画になる』と強く思えました」と決意したとのこと。
そして、前作同様に脚本段階から密にミーティングを重ね、「おそらく、そんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやりとりをしながら作業を進めています」(RADWIMPS)と話すように、現在も前作以上に緻密で妥協のない作業が行われているという。
今回解禁された予告編は、新海監督が自ら編集したもの。空や雨など、美しく繊細に描かれた“新海ワールド”に、RADWIMPSの詩(うた)とメロディーが彩りを加え、作品のテーマを最大限に引き出した仕上がりに。
また、前作同様「天気の子」でも大切なシーンでRADWIMPSが書き下ろした複数のボーカル曲と、劇中音楽が使われる予定となっている。
今回のコラボについて、新海監督とRADWIMPSからコメントが到着した。
2019年7月19日(金)全国公開
<スタッフ>
原作・脚本・監督:新海誠
音楽:RADWIMPS
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:田村篤 美術監督:滝口比呂志
製作:「天気の子」製作委員会
制作プロデュース:STORY inc.
制作:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
<キャスト>
森嶋帆高:醍醐虎汰朗 天野陽菜:森七菜
【HP】https://www.tenkinoko.com
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