<試写室>「特捜9」“令和最初”に昭和生まれの男たちが見せるいぶし銀の演技
「令和元年」が始まった。
元号が変わるということに対してあまり実感がなかったので、「平成最後の○○」などというフレーズは使わなかったが、そっちの方が少数派のようだ。
それくらいいろいろなところで「平成最後の仕事」とか「平成ありがとうございました」という文字があふれ、おかげで最終的には勝手に大みそかのような気分になってきた。軽く年越しそば食べるくらい。
今さらながら、あらためてすごく歴史的な瞬間に生きられたんだなということを実感した。でも、たとえどんなに時代が変わったとしても、このチームだけはずっと変わらないでいてほしい。平成が生んだ奇跡のチーム、9係…いや、特捜班のクセ者たちだ。
各局で放送されているドラマやバラエティーなどを事前に視聴して、独断と偏見とジョークに満ちたレビューで番組の魅力を紹介する、WEBサイト・ザテレビジョン流「試写室」。
今回は、“令和最初”となる5月1日(水)夜9時から放送の「特捜9 season2」(毎週水曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系)第4話を取り上げる。
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