関ジャニ∞丸山隆平が、横山裕の勘違いにたじたじ?
関ジャニ∞の丸山隆平が初主演を務める舞台「ギルバート・グレイプ」の製作発表記者会見が11月30日、都内で行われ、丸山、中尾明慶、黒川智花、伊藤裕子、加納幸和、寿ひずると、演出家のG2が登壇した。
同作は、'91年に劇作家のピーター・ヘッジズが初めて執筆した同名小説が原作で、'93年にはジョニー・デップとレオナルド・ディカプリオの2大映画スターの共演で映画化された人気作品。舞台化は今回が世界初の試みとなり、アメリカの小さな田舎町で感情を閉じ込められたように生きている青年・ギルバートの、日々のいら立ちや悩み、心のかっとうを描く。
丸山は、「初めてのことだらけで、コンサートやテレビのお仕事とは全く別物なんだと実感しています。観ていただいた方に何か感じてもらえるように、ひとつひとつ丁寧に演じたい」と話し、名優・ジョニー・デップと同じ役を演じることについて「あまり意識はしていません。自分なりに物語としっかり向き合えば、自然とジョニー・デップさんとは違うギルバートが演じられると思う」と、心強いコメントを。しかし、「映画はみんなが知っているすばらしい名作なので、舞台を観てがっかりされないようにしなければ…」と、本音を明かした。
G2については「僕の中の演出家は、灰皿を投げたり厳格なイメージがあったんですが、G2さんはめっちゃ優しくて包容力がある。プレッシャーに負けそうなときも『イメージさえすればできないことはないんだよ』ってアドバイスをくれて、僕の可能性を広げてくれる」と、あつい信頼を寄せている様子。G2からは「けいこをしてみて、吸収力がすごいので安心しています。役に近づこうとしないでそのままの丸山さんで演じてくれれば」と、太鼓判を押された。また、初共演の黒川から「丸山さんは本読みなどをすごく真剣にされているので、真面目な人なのかな?」と印象を語られると「いまはまだネコをかぶっているんです(笑)。いつもはいじられキャラなんで、これからどんどん知ってくださいね」と、笑顔で答えた。関ジャニ∞のメンバーからも祝福の言葉を掛けられたようで、「みんな観に来てくれると思うんですけど、横山裕が『グレープを作る話やろ?』って誤解していて、“グレイプ家”の話だって説明しても『へぇ~、家族でグレープ作るんや~』ってとぼけるんです。『もう、とりあえず観にきてくれ! 』って言いました」とエピソードを明かし、笑いを誘った。
最後に、「観に来て後悔のない、心温まるような舞台にします。今までと違う僕を楽しみにしていてください! 」と、PRした。
'11年1月16日(日)~2月6日(日)東京グローブ座
2月18日(金)~23日(水)大阪・森ノ宮ピロティホール