今井悠貴、初共演の天海祐希は「細部まですごく見られてるなって感じました」
5月2日(木)放送の天海祐希主演ドラマ「緊急取調室」(毎週木曜9:00-9:54、テレビ朝日系)第4話に、「3年A組―」(日本テレビ系)や大河ドラマ「西郷どん」(2018年、NHK総合ほか)などで存在感を示す若手俳優・今井悠貴がゲスト出演する。
今井は女子高校生連続殺人事件の被疑者・樫村荘介を演じ、姉・茜を演じる“怪演女優”松本まりかと共にキントリチームの前に立ちはだかる。
今井演じる荘介は、ずっと家に引きこもっていた無職の男で、連続殺人の容疑がかかる人物。
過去にスタンダードな役からクセの強い役まで幅広く演じ、時に通常の感覚では計り知れない狂気をも完璧に表現してきた今井でも、役作りの起点から一筋縄ではいかない難しさを感じたそう。
「“学校もあまり行けなくて、ずっと引きこもってる人がどんな生活をしているんだろう!?”ってところから考え始めなきゃいけない役だったんです。ゲームやネットをしたり…というステレオタイプ的な感じもあると思うんですけど、監督は『きっとそうじゃない』と。実は僕もそんな気がしていて…」と今井は分析する。
続けて「現実で人と話すことには及ばないけれど、ネット上で誰かとやりとりをしていれば、それなりに心が育まれたりすると思うんです。でも荘介みたいに、そういう体験もなかった人間はどんなふうに成長するのか分からなくて…。
そこを想像しなくちゃいけなかったし、実年齢と精神年齢の差のあんばいも難しかったです」と、細やかな分析に基づいた芝居の難しさを語った。