林修「トップはもう一つ違う」“技術を持っている人”と“トップレベル”の決定的な違いとは?
失敗の一因は、作業に時間がかかりすぎたこと。ギャル曽根が5分かけて仕上げた作業を、小山氏は2分で完了。小山氏は「作業が遅い。メレンゲは時間が経つとバサバサになっていく」と指摘した。
小山氏は「教わったことができたのとトップレベルは全く違う。技術はあって当たり前。(教わったことができるのは)本当の意味のプロじゃない。そんな簡単なものではない」とバッサリ。「世界のトップレベルのパティシエは想像力もあるし、自分が出会ったことをお菓子に変換する」ものであり、「“オリジナル”なものを作る練習をする。それをやりながら技術を深めていく」とも語り、“トップレベル”に達するには独創性が重要であると持論を展開した。
林修、トップのすごさ「伝えることも意味がある」
これまで同番組で「一流とは何か」「トップレベルとは何か」についてたびたび持論を展開してきた林は、小山氏の言葉に感銘を受けた様子。「ある水準を超えるだけでも大変。でも、トップはもう一つ違うんですよ。だから、ある水準を超えた人の技術はこう、トップはこう、で『トップはこんなに違う』とお伝えすることも意味のあることですよね」と、“ある水準を超えた人”と“トップレベル”の違いをしみじみ語った。
ともにトップレベルである2人が語った「できる人とトップレベルの違い」に視聴者からもSNSで「パティシエの技術はあって当たり前、トップはさらにオリジナルなものを持っているっていうのは納得」「『出会ったものをお菓子に変換する』すごく響いた。スイーツは芸術だ」といった感嘆の声が上がった。
次回の「林先生の初耳学」は5月5日に放送する。「アンミカ先生のパリコレ学!」ファッション審査(後編)の模様を放送するほか、「最新の自動販売機にとろみボタンがついた理由」「表彰状に句読点がない理由」「塩コショウには賞味期限があるが塩には賞味期限がない理由」といった雑学知識が林修にぶつけられる。
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