井ノ原快彦「特捜9」初めての実験で事件解明に挑む
第5話のあらすじ
連続通り魔事件を捜査中の特捜班は、たまたま貿易会社社長宅の火事に遭遇する。現場に駆けつけた浅輪直樹(井ノ原快彦)、青柳靖(吹越満)、矢沢英明(田口浩正)は、取り乱した様子の家政婦・赤羽柚月(村岡希美)と話す。
しかし、直樹が現場で発見した腕時計を目にした瞬間、態度を一変させ「私が火事を起こした」と言い始める。
焼け跡から発見された遺体は、オシャレな暮らしぶりで有名なセレブ妻の間野妃里子(岩橋道子)と判明。火元は妃里子が寝室として使っていた豪邸の離れで、柚月は自分が窓を閉め忘れたから、アロマキャンドルの火がカーテンに燃え移って火事になったと語る。
しかし、直樹は腕時計を見て動揺した柚月の様子から、彼女が何かを隠しているのではないかと疑う。
火事の通報をした妃里子のスタイリスト・亀谷有三(村上航)も、柚月がすべての家事を完璧にこなすスーパー家政婦で、窓を閉め忘れるようなミスをするとは思えないと言う。
また、解剖結果からも火災による死亡で間違いないことが明らかになるが、直樹はどうしても柚月の態度が引っ掛かり…。
事件が業務上過失致死傷で落ち着きそうになる中、青柳が念のために確認した防犯カメラの映像に裏口を出入りする男の姿が映っているのを発見。男の画像を見た妃里子の夫・間野敦郎(中村まこと)は、意外な人物の名前を口にする。