二宮和也と松本潤、「金継ぎ」作業に集中し過ぎて無心になる!?
嵐のメンバーが2人ずつ登場し、さまざまな企画にチャレンジする月刊ザテレビジョンの連載「月刊嵐」。しりとりで企画をつないでいくこの連載、二宮和也と松本潤が「金継ぎ」に挑戦した回のインタビューを紹介!
松本「金継ぎはね、ずっと興味があったんだよね。陶磁器は、地方に行ったときに工芸品として売ってたりすると必ず見たりしてたから。そこから金継ぎにも興味が湧いて」
二宮「器の種類だけでも、いろいろとあるよね」
松本「あるね。作家さんの作品とか説明してもらって、へぇ~、なるほど~なんて。詳しくはないけどさ(笑)。機会があれば見たり、話を聞いたりするのは好き」
二宮「気になったものを眺めたり…とか」
松本「そうそう。きれいだなぁ~って手に取ってみたりとかしてね。それで金継ぎも気になった」
二宮「実際は、こういうふうにするんだなぁって説明してもらって知ったよ」
松本「そうだね。金のチップみたいなので留めてるのかな?とか。どうなってるんだろうって興味あった。金継ぎって修理されたものなのに価値が高かったり。それってどういうことなの?って(笑)」
二宮「俺はドラマで知ったんだよね。倉本(聰)さんのドラマ…『拝啓、父上様』('07年フジテレビ系)のときかな。料亭の大おかみ役の八千草(薫)さんがやってらして。それをずっと見てたんだよね」
松本「ああ、そっか」
二宮「ドラマの中でさ、誰かが、大事な北大路魯山人の皿を割って。直さなきゃ!ってシーンがあったんだよね。きょう、それを自分でやってみて…って言えるほど、やってみてはいないような(笑)。それくらい技術の要る作業だし、時間もかかることなんだって、それはよく分かったよ」
松本「全工程きちんとやろうと思ったら、何カ月もかかるなんてね。知らなくてビックリした!」
二宮「そうだよね。いろいろやり方、手間のかけ方があるんだろうね」
松本「金継ぎすることで、芸術品になったりもするんだもんね」
二宮「きょう我々がやったことが難しい作業だったのかどうか(笑)」
松本「実際は何工程もあるんだね。俺が知ってたのは、ホンの一部だったんだなぁ」
二宮「だって、2人で無言で作業したもんね(笑)」
松本「そういうのいいよね。集中して無心になれるのが」
二宮「こういう作業をあんまりやったことないから、新鮮だった」
松本「うん。こういう細かい作業はもともと好きだし、そういう作業をしてみたいなぁって最近、思ってたところだったから良かったよ。習って、何かモノを作るのって、うまくなくても楽しいものだよね。それこそ器も自分で作ったり、器が出来上がるのを待つ時間も楽しいだろうし。その器を金継ぎするのも技術と時間がかかって。モノ作りにかかる時間っていいなぁって思う」
二宮「俺は、そういう工程は好きかもしれないけど、恐らく出来上がったものに関心が薄れそう(笑)」
松本「きょうは数時間でどうなるものでもないって知ったのと、作業の一部を経験させてもらって満足。楽しかった!」