インパルス板倉が語る「今の時代のヒーロー像」と「腐り芸人の胸のうち」
インパルスの新ネタは…もうしばらく様子を見させてください!(笑)
――例えば、単独ライブの計画などは…?
「それも、二人のテンションが一致しないといけないですからね。それが、いつになるのか…本当に分からないです、今の時点では」
――コンビとしての本格的な活動を期待しているファンの方も多いと思います。
「肝心なのは、彼(堤下)のメンタルが今どうなのかっていうところですよね(笑)」
――2月に「さんまのお笑い向上委員会」にインパルスが出演された際も、堤下さんはモニター横で緊張しているように見えました。
「ブランクを感じさせましたよね(笑)。まぁ、別の現場に行くとまた違うのかもしれないですけど」
――確かに、「ゴッドタン」(3月24日放送)では、堤下さんの“野球の審判”という新キャラが生まれましたね(笑)。
「ああ、そうですね。『おまえ、俺がいないときの方がおもしれえじゃねーか』っていう(笑)。でも本当にね、『ゴッドタン』は芸人に優しい番組で。ありがたかったですね」
――堤下さんが復帰して間もなく「ネタパレ」(2018年11月23日放送、フジテレビ系)で1年ぶりのネタを披露されていましたが、その後、コンビとしての新ネタ作りは?
「いやいや…、あの『ネタパレ』でやったネタは、なかなかの変化球だったんですけどね」
――漫才をしようとする板倉さんの前に、『俺が堤下だ!』と名乗る人物が、堤下さん本人を含めて次々と登場する、というメタなコントでした。
「あそこでいきなり普通のコントをやっても、変な感じになるかなと思ったんで。やっぱり、今の僕らがネタらしいネタをやろうとすると、設定も絞られてくると思うんですよ。堤下はコントの役柄としてツッコんでるのに、お客さんから『おめえがツッコんでんじゃねーよ』って言われちゃう気がして」
――(笑)。といっても、“謹慎明け”みたいなところばかりいじるのも変でしょうし。
「そうなんですよ、そこだけの笑いで終わっちゃうから。まぁまぁ、だからですね、もうしばらく様子を見させてください!(笑)」