<パーフェクトワールド>“恋敵”中村ゆり『(葵は)不器用な人』視聴者も好感「ただの悪役じゃない」
そんな第3話で描かれた回想シーンで、自殺しようとする樹を葵が止めたシーンは印象的で、SNS上でも「ただ優しいだけよりも長沢さんのようなキツめの看護師って必要だ」や「長沢さん、ただの悪役じゃないのね。つぐみにきつく当たった後に後悔しているのは意外」といったコメントが寄せられ、話題となっている。
そんな葵について、演じる中村は「自分の解釈としては、葵は葵なりの仕事に対するプライドがあったり、一番現実を見てきた立場ならではの正義があったりするなとは思いながらも“結構なことするな”という印象です(笑)。
ドラマのスパイスとして受け取っていただき“いい意味で嫌われたらいいかな”と思います。本当にこじらせていますよね(笑)。
越えてはいけない線を越えていますが、人間臭さとして“彼女も全然完璧じゃない”っていう意味でとらえてもらえたらうれしいですね」とコメント。
さらに「ラブストーリーに必要な、“ちょっと邪魔するポジション”も見せつつも、葵の中での“好き”という気持ちも大事にしています。
また、つぐみにひどいことを言っている自分に対しての、恥ずかしさや悲しさもあるでしょうから、ただのキャラクターにならないようにしたいと思います。
本当に美しい2人のラブストーリーだから、なるべくかき乱したくないんです。でも、葵は大いにかき乱していくので、“不器用な人なんだ”と、面白がって見守ってあげてください(笑)」と語った。