ボイメン小林豊、土田拓海、平松賢人の妄想さく裂!主演映画は「ファンタジーホラーミュージカル」
東海地方を中心にドラマやラジオ、舞台などで活躍するエンターテインメント集団・BOYS AND MEN。そのボイメンが、5月29日(水)にニューシングル「頭の中のフィルム」をリリースする。そこで今回は、新曲の魅力はもちろん、タイトルの"フィルム"にかけて、メンバーにさまざまな質問をぶつけてみました。まずは小林豊、土田拓海、平松賢人の3人が登場!
――シングルタイトル「頭の中のフィルム」にかけて、メンバー主演で"フィルム=映画"を撮るならどんな物語にしますか?
平松「なんだろうな~」
土田「ちょっと時間もらっていいですか?(笑)」
――平松さんは、ボイメンの写真集の撮影されましたよね。
小林「(写真は)ボタン押すだけで誰でも撮れますから...」
平松「おい(笑)!」
土田「あんなに時間使ってがんばったのになあ。賢人、もっと言い返してええんやで?」
小林「(笑)。じゃあ、(映画は)賢人がカメラアシスタントで!」
平松「おいおいおい。俺、出演じゃなくて撮影班?せめてメインカメラやらせろや!(笑)」
土田「1つ、いいですか。ボイメンは"町おこしお兄さん"を名乗っているので、僕らが名古屋を活性化させる、みたいな内容がいいかなと」
――町おこしストーリー?
土田「前のボイメンの映画は、僕らのままで出ているので、今度はボイメンが主演だけど、それぞれのキャラクターを演じたい。最近、地方創生映画がはやってるじゃないですか。名古屋を舞台にするのはボイメンにぴったりじゃないかなと!」
小林「誰でも考えつくやん。どんなっていうのが明確に欲しいよね」
土田「明確でしょ!さっきからコイツ、いちゃもんつけたいだけなんですよ(笑)」
平松「普通に作ってしまったら、僕ら学生服だし、学園ものになっちゃうんだよね」
小林「ごくせん?イケメン♂パラダイス?」
土田「いや、フケすぎやろ。フケメン♂パラダイスや」
小林「それは面白いな!お前それで行けや!」
土田「やだよ、なんでフケメン♂パラダイス!めちゃくちゃパロディやん」
小林「主役は誰?」
土田「一番年上なのはお前やん」
小林「俺、フケてないもん」
土田「一番フケてるの誰やろな~」
平松「正直、(水野)勝くんかな」
土田「言った(笑)」
平松「威厳があるとかそういう意味も含めてね。リーダーだし!」
――他にやってみたい映画はありますか?
小林「ハイスクールミュージカルとかヘアスプレーみたいな、歌って踊るミュージカル系がいいな。まあ、俺がやりたいのはドラキュラなんだけどね。どうせやるなら異空間なやつがいい」
土田「非現実的なやつ!」
小林「だって普通に演技しちゃったら、俺ら一緒にいすぎてどうしてもボイメンぽく見えちゃうし。まったく別次元のものを演じたほうが......」
土田「新鮮かもね」
小林「B級で撮ろうよ」
平松「ゾンビ映画。お金かかってないやつ(笑)」
小林「どうやったらツッチー(土田)の首を落とせるかなあ~」
土田「落としてみな。(読者の)みなさん、この性格の悪さがいつもの小林ですよ!(笑)」
――小林さんはドラキュラだとして、土田さんと平松さんは?
小林「ツッチーはフランケンシュタインかな。顔でかいんで(笑)」
土田「おい(笑)。それ言っちゃダメだろ!」
小林「賢ちゃんは、そういう映画にたまにいるじゃん、あの、なんていうの......(笑い出してしゃべれなくなる)」
土田「言えよ!言って笑えよ!」
小林「ガリッガリに痩せてアバラ骨がくっきり浮き出た、犬みたいなやつ......(笑)」
平松「それ、セリフあります?」
小林「弱ってるかな~と思って近づいたら『ガー!!』ってくるやつ」
土田「それ、1シーンくらいか、あって2シーンだよね。後半に、コイツまだおったんや、みたいな」
小林「歌い出すシーンだけまた出てくる」
土田「ミュージカルやったんや(笑)」
小林「ファンタジーホラーミュージカル!」
平松「要素、多くね?」
小林「最後インド映画みたいにみんな歌って踊り出す。その時は(犬に)いい位置あげるね」
平松「ありがとう」
――新曲について伺います。小林さん主演のドラマ『ミナミの帝王ZERO』の主題歌ということもあって、小林さんが主人公のミュージックビデオになっていますね。
小林「そうですね。内容は、仲間っていうものを描きたいということで。戦いには負けたけど、仲間のためにあれだけ熱くなれるのっていいよな、って。あえて負けることの美学みたいなものを描いています」
――見てほしいポイントはありますか?
小林「ツッチーはド失敗して(監督の)品川(ヒロシ)さんにイジられたことだよね」
土田「そこはカットされた部分や。リップシンクって口パクで歌に合わせるじゃないですか。僕、他の人のパートまで口パクしてたんです。3人で撮るときに真ん中にいたんで、前半一番がまったく使えないっていうミスを犯してしまったんですけど......。そこではなく、見どころは各々の個性が際立ったアクションじゃないですかね!僕は一生懸命パンチしてるんですけど、ちょっとだけ弱そうっていう」
――そういう指示だったんですか?
土田「いや、僕が自然に弱そうっていうだけです(笑)。品川さんいわく、『一生懸命やってるよね、ツッチーらしくていいね』って。なので僕、アクションよりもやられてるシーンが2回あります(笑)」
――平松さんはいかがですか?
平松「自転車に乗っているときの僕の表情が、かっこよかった気がします」
小林「そんなことないよ」
土田「つぶしたるな!せっかく絞り出したんやから。1回聞け(笑)!」
平松「かっこいいって、顔じゃないよ。男らしい雰囲気や、『これから戦いにいくぞ』っていう表情が、我ながらよかったかなと!」
――では最後、小林さんはいかがでしょうか。
小林「今回は、昔ながらのスタイルでカラーの学ランと、別バージョンの真っ白な学ランを作っていただきました。白い学ランで歌っているシーンは、すごく大人というか、儚さを表現できたかなって。誰もカラーがついていないって新鮮だと思うので、そこは見どころかと思います!」
文=小林麻美 撮影=後藤利江