「頭に焼き付いて離れない!」ボイメン本田剛文、勇翔、辻本達規が明かすメンバー珍事件簿
ボイメンことBOYS AND MENが、5月29日(水)にニューシングル「頭の中のフィルム」をリリースする。そんなメンバーに、新曲の魅力や、タイトルにある"フィルム"にまつわるエピソードをインタビュー。今回は本田剛文、勇翔、辻本達規の3人が登場!
――シングルタイトルにかけて、頭に焼き付いて離れない"フィルム=映像"ということで、「最近起きた自身やメンバーの珍事件」を教えてください。
辻本「小学校4年生の時に......」
本田「むっちゃ昔の話やん。最近起きてない(笑)」
辻本「本当に頭から離れないんだもん」
本田「じゃあ試しに言ってみる?」
辻本「みんなが考える時間稼ぎにね。スライディングしたときに膝から血が出て、膝のお皿が見えたっていう」
本田「そんなグロい話使えるわけないだろ!」
辻本「下手にスライディングすると膝がちぎれてお皿見えちゃうかもしれないから、知識としてみんな知っておいたほうがいいかなって」
本田「いや、みんなそんなギリギリのとこで勝負してないから。ツッコミ入れたおかげでシンキングタイムにならなかったわ」
勇翔「話が短すぎたね(笑)」
本田「あ、思い出した。小林豊のリップクリーム事件が今でも忘れられない」
辻本「あー」
本田「俺たち、今でこそ全員20代半ばとかで丸くなってきたんですけど、何年か前まではハードなケンカをすることもあって。小林が平松(賢人)と折り合いがつかない日があったんです。平松がダンスの先生から振りうつしされたものをもう1回僕らにうつすダンスリーダーなんですけど、小林がなんかぶーたれちゃってて、平松は『ちゃんとやってよ』みたいな感じで」
辻本「(小林は)一番年上のくせにね(笑)」
本田「そう、一番年上が一番年下を追い詰めて(笑)。グループ全体がピリピリしてきた中、小林がカバンの中にガッ!と手を入れたんですよ。ピストルでも出てくるのかなって思ったら、スッてリップクリーム出てきて。めちゃくちゃケンカしてる最中なのに、唇潤したんですよ。そのリップクリームどうするのかなって思ったらカバンの中にボーン!って投げ捨てて」
――そのリップクリームで、場はなごんだんですか?
本田「なごまないです!ただツッコんじゃいましたけどね、『それ、今かなあ?』って。ピクリとも笑ってくれなかったですけど。アイツなりに突破口を探してボケたのかなって思ったのに(笑)」
辻本「ボケだとしたら、あんな勢いでリップしまわないわ」
勇翔「なんでケンカの最中にリップ塗ったんだろうね(笑)」
本田「カサついてきたんやろな、ケンカしながら」
辻本「ダンスどころかケンカのほうにさえ集中してない(笑)」
本田「4年前のことなんで、今はやらないと思いますけど。このエピソードを小林の前で話すと苦い顔します(笑)」
辻本「分が悪いことに気付いてるね(笑)」
――勇翔さんは、最近の印象的な事件はありますか?
勇翔「リリースイベントで楽屋にお弁当が用意されていて、合間に食べるんですけど、ツッチー(土田拓海)って食べ方が汚いんですよ。自分の席まで持っていって食べればいいのに、わざわざお弁当が積んである場所のすぐ隣でお弁当を開いて、椅子から降りて床に膝立ちで、お弁当に顔を近づけて...。なんで顔そんなに近づけるの!?と」
本田「勇翔はツッチーの食べ方に昔からイラついてるもんな(笑)」
勇翔「口から(お弁当に)行くんですよ。『なんでそこ(床)で食べてるの?』って聞いたら、弁当に口が近くなるからって」
本田「食べやすいんだね(笑)」
勇翔「ふだんからちょこちょこ言ってるんですけど、直らない......」
――辻本さんは、"最近"のエピソードは何か思い出しましたか?
本田「皿以外でな」
辻本「最近のケガ?」
本田「ケガじゃねーわ」
辻本「(じっと考え込む) 僕がメンバーのことを考えて、脳裏に浮かんだ映像は......タムタム(田村侑久)がいつもロケとかで苦手なものを食べるときに『オェ』ってなる顔」
本田「えづき顔ね(笑)。タムタムは好き嫌いとか食わず嫌いが多いんだよね。だからその(えづく)映像を何回も見てる」
――それで焼き付いている?
辻本「そう。フ~、フ~ってすごい呼吸して」
本田「えづき癖がついちゃってる(笑)」
辻本「さっきもあった。撮影で、くるくるストローで同じドリンクを一緒に飲んでて。田村が最初にブクブクッ!ってやってきたんですよ。最悪でしょ。仕返しに撮影中アイツが気付いてないときに俺もプクプクってやって。アイツ、気付かずにずっとそれを飲んでて。途中で気付いて、『ヴエエエ!』って(笑)。そのタムタムのえづき顔が、一番最新で脳裏に焼き付いてます」
――では、新曲について。ミュージックビデオは、歌詞の内容に沿ったようなイメージの映像になっています。撮影中の印象的なエピソードはありますか?
本田「MVの監督が品川ヒロシさんなんですよ。青春ヤンキーものは得意分野だと思うんですけど、現場の雰囲気もすごく良くて。メイキングがいつもより面白いと思います」
勇翔「メイキングのカメラが回り出すと辻本がしゃべり出すっていう(笑)」
辻本「おい、やめろ。そんなことないよ!」
勇翔「この間品川さんとご飯を食べる機会があって、その時品川さんも『アイツはカメラが回るとしゃべり出すんだよな~』って」
辻本「品川さんに時間がありそうな時だけ話しかけていたら、『あ、辻本がしゃべりかけてる』ってカメラが来る。俺が先よ?」
勇翔「品川さんも後半はもう辻本がしゃべり出したらカメラを見るようになった」
辻本「『カメラいるの?』って、ずっとイジられてました(笑)」
――曲の聴きどころは?
勇翔「ボイメンの曲は歌いながら踊ることが多かったんですけど、新曲は語り掛けるような歌い方なので、リリースイベントなどで通りかかったときに聴きやすいのかなと思います」
本田「ぜひ、聴いてみてください!」
文=小林麻美 撮影=後藤利江