SHOKICHIがアルバムリリース! 濃密な1114日間の集大成を1枚に
ソロとしてオリジナルアルバムをリリースしたEXILEのSHOKICHIにインタビュー。
――今作のタイトル「1114」は、前回のアルバム「THE FUTURE」からの日数だそうですね。
「そうなんです。この3年間は主にグループ活動に専念して、ソロはちょっとお休みだったんですけど、その期間に(EXILE、EXILE THE SECONDとして)アルバム3枚をリリース、ツアーも3回やることができて。さらにEXILE THE SECONDではほとんどの楽曲をプロデュースさせてもらうという経験もできて、めちゃくちゃ音楽と向き合い、自分的にも成長できた日々だったので、その特別な期間の集大成という意味でこのタイトルにしました」
――アルバムの全体的なコンセプトは?
「ツアーをイメージして作ったというのが大きいです。僕の、グループでのパフォーマンスに慣れているファンの方も多いと思うんですけど、今回は1人ですし、その中でどう飽きさせずにショーを作っていくかをしっかり考えて。そのために、自分のいろんな側面や表情を見せられたらいいなってことで、アルバムでもさまざまなジャンルに挑戦しました」
――1曲目「1114 Miracles」はどんな楽曲ですか?
「ちょっとハッとするようなアルバムの始まりがいいなと思って、バラードかつ壮大なオープニングになっています。自分の生き様や軌跡をリアルに綴っていて、2曲目の『マボロシ』とも続いている感じがあるんですよ。この2曲を使って、10年をかけて歩いてきたキャリアを表現しています」
――それで2曲目のタイトルが「マボロシ」というのは、逆の言葉のような気もするのですが、どんな思いが込められているんでしょうか?
「ここまでの10年は、全てが今のためにあるなって。過去の栄光、稼いだお金、費やした時間……。そういったものは、今輝いていないと全部幻に変わってしまうし、だからこそ今をしっかり生きなきゃいけないということで。また、未来も幻に変わらないよう、1日1日を全力で過ごしたいという思いも入っています」