“あぶ刑事”コンビ復活!? 柴田恭兵の主演ドラマに仲村トオルがゲスト出演!!
柴田恭兵が主演を務め、BS朝日で毎週水曜に放送中の連続ドラマ「刑事定年」では、12月8日(水)放送の第7話に仲村トオルがゲスト出演。15分拡大スペシャルで放送される。それに伴い、柴田恭兵と仲村トオルにインタビューを行った。
同作は、下町を舞台に、家庭を顧みずに働き続けた元・刑事の猪瀬直也(柴田)とその妻・早季子(浅田美代子)の微妙な関係を描くホームドラマ。娘・真紀役には田丸麻紀が出演するほか、直也が勤めた警察署の元・同僚を金田明夫、猪瀬家に出入りするヤクザの親分を山田明郷が演じる。第7話は、猪瀬家に現役時代の直也の後輩刑事・野上(仲村)が、捜査のためにやって来るという“あぶない刑事”の関係をほうふつさせるストーリーが展開される。
――'05年公開の映画「まだまだあぶない刑事」以来、5年ぶりに共演した感想は?
柴田恭兵(以下柴田)「トオル君はすごくクールに、渋く成長するんだなと思いました。芝居も一緒にやっていてとてもやりやすいし、タイミングとか呼吸とかも合って、久しぶりに共演できて楽しかったです」
仲村トオル(以下仲村)「7話まで撮り進んでいる現場に入るときって、出来上がっているものの中に入る緊張感や違和感を感じるはずなのに、恭兵さんの現場にいる自分がすごいしっくりきて、不思議なくらい違和感を感じなかったです」
――野上を演じることになった心境はいかがでしたか?
仲村「多分、この役をほかの役者が演じていて、それをオンエアで見たらすごく嫌だったと思うんです。恭兵さんが『刑事定年』というドラマで主演をしていて、そこに後輩刑事がやってくるとなったら、その役ができるのは僕しかいないでしょ! 」
――立派な刑事になって帰ってきた仲村さんをどう思いますか?
柴田「最後に敬礼し合うシーンがあって、芝居ではなく本当に立派になったなって思って敬礼を返せたのがうれしかったですね」
仲村「それは僕も同じで、僕に役者の師匠で、先生である存在がいるとしたら、もう恭兵さんしかいないですもん」
柴田「バカだな~お前は!!(笑)」
――25年前と柴田さんは変わったと思いますか?
仲村「いや、変わってないんだと思います。この現場に1話だけのゲストとして来たのに違和感なくいられたのは、恭兵さんがあのころと同じように現場にいてくれたからなんじゃないかなって思いますね」
柴田「ちょっと怖い舘(ひろし)さんがいないから余計になんかリラックスできてね(笑)」
仲村「それはありますね(笑)」
――また共演したい?
柴田「そうですね。兄弟は無理があるかもだけど、男同士のちょっと切ないやつもやってみたいな。やっぱり“あぶ刑事”のイメージがすごく強いですから、良い意味でファンを裏切る形で『また刑事ものかな』と思わせておいて、最後に泣かせるような作品がやってみたいな」
――ゲストとして出演した第7話の見どころは?
仲村「見どころですか…」
柴田「おれを見ろ!だろ?」
仲村「いや~。ってか、僕自身が楽しみにしているんですよ。恭兵さんと共演している自分はどんな風に見えるかなって。もしかしたら全国で刑事定年の第7話を見て一番涙するのは僕じゃないかな」
12月8日(水)夜10:00-11:09 BS朝日で放送