<きのう何食べた?>実写ならではのすごさを感じる深みのある名演技に称賛が集まる【視聴熱ウィークリーTOP3】
webサイト「ザテレビジョン」では、5月20日~26日の「視聴熱(※)」ドラマ ウィークリーランキングを発表した。
1位「きのう何食べた?」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)82480pt
東京・渋谷のGALLERY X BY PARCOでドラマの舞台セットの再現などが見られる「『きのう何食べた?』展」の開催が6月13日(木)~7月7日(日)に決定し、ますます盛り上がりを見せる本作。
24日放送の第8話は、賢二(内野聖陽)に誘われ、レストランに出かけた史朗(西島秀俊)。だが、その店は男女カップルだらけで、しかも同席する賢二の友人は、ヨシくんこと長島義之(正名僕蔵)とテツさんこと本田鉄郎(菅原大吉)の同性カップル。周囲の目を気にする史朗は、初対面の2人を冷たくあしらってしまう。後日、長島と本田が史朗らの家にやって来ることに。史朗は食事の支度をして出迎える。
実は、ヨシくんとテツさんは弁護士である史朗に相談事があり、職場ではカミングアウトしていない史朗の元を何も言わずに訪れるのをためらい、事前に話がしたかったとのこと。そして、相談の内容は、テツさんがヨシくんに自分の財産をすべて残すため養子縁組をしたいというものだった。
「田舎の両親に、びた一文渡したくないんです」というテツさん。その理由が明かされることはなかったが、事情を察した史朗は「力を尽くす」と約束した。
原作でも胸が詰まるエピソードとして反響があったが、西島と内野、そして正名と菅原の深みのある名演技に、実写ならではのすごさを感じたという視聴者の声が相次いだ。
また、気まずい空気が流れていた中で、仕事に出かける史朗に賢二が夕飯をリクエストし、それで自然に仲直りができた2人。そして史朗は愛する賢二のために桃を用意し、その桃で史朗に愛されていることを実感する賢二の様子も描かれ、原作のエピソードのつなげ方にも称賛が集まった。