SKE48・内山命、“いつでもどこでも命懸け”で走り抜けた芸能活動に幕
5月30日、名古屋・栄にあるSKE48劇場で、SKE48・チームKIIが「最終ベルが鳴る」公演を上演。2期生・内山命が最後の劇場公演出演を迎えた。
公演中にはメンバーが内山にまつわるエピソードトークを披露。斉藤真木子は寂しがり屋で、内山が泊まりに来るといつも一緒に風呂に入っていることや、青木詩織は内山にお酒の飲み方を教えてもらった結果、オーディション当時から10kg太ってしまったことなどが明かされた。
また、「ココが好きだよ、命ちゃーん!」のトークテーマでは、白井琴望が転びそうになったときに肩を貸してもらった話や、倉島杏実が周りの後輩に内山のファンが多くで、彼女たちが「かわいい!」と内山を遠巻きに見ている様子などを語った。
「最終ベルが鳴る」のセットリストが終わると、再びアンコールが掛かり、公演は内山の卒業ブロックへ。
2018年の「世界選抜総選挙」で42位を獲得し、“ネクストガールズ”として歌った「友達じゃないか」を、同ユニットで一緒だった江籠裕奈と共に披露。MVでは江籠は男性役だったが、今回は内山のオーダーでかわいらしいワンピース衣装が用意されたという。
さらに、続いてはその「世界選抜総選挙」の前年、惜しくも楽曲が与えられる80位以内に入れなかったSKE48のメンバー(内山は81位)で歌った楽曲「ぼっちでスキップ」を青木、日高優月、斉藤の4人でパフォーマンス。
その後、内山の軌跡をたどる映像が流れ、黒のドレスに着替えた内山がステージに再登場すると、同期の高柳明音、斉藤と、同じ三重県出身の後輩・井田玲音名から内山に手紙が贈られた。
すると、メッセージを受け取った内山も、あいさつとして手紙を朗読。中学2年生から活動を始めたSKE48としての10年間を振り返り、ファンへの感謝の気持ちを述べた。
そして、最後は笑顔で終わりたいと、加入して初めて歌唱メンバーに選ばれた「羽豆岬」を全員で披露。笑顔で「さよならは言いません」と黄色いマイクをステージに置き、最後のステージを後にした。