渋谷・スクランブル交差点で首振りDolls旋風!
5月22日に待望のニューアルバム『アリス』をリリースした首振りDolls! 雑誌やWEBメディアが大きく彼らを取り上げ、現在渋谷のスクランブル交差点では大々的にスポットが打たれているほど、今、首振りDollsに注目が集まっている。
恒例となったマンスリーインタビュー第4弾では、リリースしたてのニューアルバムの制作秘話を訊きながら、大きく進化した魅せ方やアートワークについて紐解いてみることにした。
5月22日にリリースされたアルバム『アリス』は、ショーン(Ba)が加入して新体制初となる作品。音はもちろんのこと、アートワーク面や印象が一新し、アーティスト写なども含め、より今の首振りDollsが放つ音とリンクするものに。
「今までのどろどろした世界観も少し残しつつも、そこを脱ぎ捨てて新しい自分達になっていこうかなって思ったのもあるし、メンバーが変わったこのタイミングに、アー写もMVも白バックで撮ったというのは、今、俺たちまっさらな状態なのかなって思うから、まさに、今のバンドの状態を象徴するような魅せ方ができてるんじゃないかなとは思いますよね」(ナオ)
B級映画的なイメージを基盤としていたこれまでのアートワークは、昭和歌謡的な歌モノも多くみられた初期の首振りDollsには似合っていたが、その頃から首振りDollsの真髄となるロックンロールやパンクなどを色濃く感じる硬派なサウンドもあった。
「今までは、魅せ方的なところは、正直そんなに大して意識してなかったというか。好き勝手にやってた感じだったから。ナオちゃんは昔から着物着たりしてたし、俺はスーツ着たりしてたし。そんなこだわりはなかったけど、各々のロックは意識してたっていうのかな(笑)。小倉と言えばマンガ倉庫っていうめちゃくちゃデカイ、リサイクルショップみたいな古着屋さんがあって。そこによく買い物に行って衣装揃えてた。主に古着とか婦人服(笑)。ハタチくらいからずっと古着屋さんの婦人服コーナーに行って、バブル時代のおばちゃんが着とるようなヒラヒラのやつを買い漁ってたんですよ(笑)。New York Dollsとかもモロにその婦人服っぽいからね(笑)。それで、俺ん家でファッションショーとか、メイクの練習したりしてましたよ(笑)」(ジョニー)
「不思議と結構リンクしてるんですよ、ロックとおばちゃん服って(笑)」(ショーン)
https://youtu.be/iaC0R8zNyHM