超特急新曲をリリース!「7年前はまさか自分たちが20代になるとは思わなかった(笑)」【前編】
初めてのセンターはうれしくて号泣しました(ユースケ)
――今回もう一つ注目を集めているのが、“メンバーセンター盤”。カップリングはそれぞれをイメージした曲になっていますが、自分の曲を聴いたときの印象を教えてください。
ユースケ:僕のは「TAXI」っていう曲なんですけど……。
カイ:ユースケっぽいよ。
ユースケ:ほんと?
リョウガ:うん。ぽいぽい。
ユースケ:やっぱり僕っぽいんだ!? でも本当、1回聴いただけで口ずさんじゃうような、キャッチーな感じ。僕が運転手で、乗ったらもう止まらないみたいな(笑)。“俺に付いて来い”感がある曲ですね。この曲では、AメロとBメロは結構バキバキに踊って、サビではキャッチーな感じで、8号車のみんなと一緒に踊れる部分も入れたいなっていうイメージがあります。
――タカシさんの「小さな光」は、バラードですね。
タカシ:はい。これは、聴いてくれる方に向けて歌うことを大事にした曲なんですけど、今回はそこに自分自身の弱さが歌われていたりするんですよ。僕も聴きながら自分とリンクする部分を感じたので、いろいろな方に共感していただけるんじゃないかなって思います。
――続いて、カイさんの「Before Dawn」。
カイ:僕のは今までで一番、曲調も歌詞も結構ギリギリのラインを攻めてるんじゃないかなって思います。
ユーキ:振り付けもかっこいいんだよね。
カイ:みんなの曲とはちょっと違う雰囲気なので、ライブでもいいアクセントになればいいです。
――タクヤさんは「Four Seasons」という楽曲です。
タクヤ:春夏秋冬を歌ったシンプルなミディアムナンバーです。優しい感じっていうのかな。僕は歌詞のストレート感がすごく好きなんです。相手を引っ張ってあげるような男性が主人公なんですけど、僕もセンターに立って、8号車のみんなを引っ張ってあげられたらなって思っています。
――そして、ユーキさんの曲は「Play Back」。
ユーキ:この曲、めちゃくちゃかっこ良くて。間奏の部分とかも結構音で遊んでいるから、ダンスが映えそうというか。今までとは違う系統のダンスを取り入れたいなと思っているので、ライブで披露するのが楽しみです。
――振り付けはユーキさんが中心となって行うんですか?
ユーキ:いや、今回は振付師の方にお願いしようと思っています。これは僕だけじゃなくて、それぞれのセンター曲は新しい振付師さんにお願いするものも多いんです。なので、それぞれのダンスにも注目してほしいです。
――そして、最後はリョウガさん。「激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るど」と、タイトルからしてリョウガさんらしさが炸裂してますね。
リョウガ:そうですね。この曲は、メンバーの中でも一番セクシーな……。
タカシ:違うやろ(笑)。
リョウガ:すみません(笑)。
ユーキ:激おこスティックファイナリアリティぷんぷんドリームわ〜るどって、どういう意味?
リョウガ:えっと……この曲はオタクと呼ばれる人たちへのメッセージと言いますか。
ユーキ:無視した(笑)。
リョウガ:……で、今でこそオタクという存在が世の中で認められつつありますけど、昔は言えない雰囲気だったんですよね。そのときの鬱憤と言いますか、僕たちオタクの熱い気持ちがこもった、情熱的な曲だと思います。しかも、歌詞の中には<立体的すぎる>とか、<聖域>と書いて“うち”と読むとか、僕の好きなオタク用語がいっぱいちりばめられているんです。この歌をちゃんと届けるためにも、まずは自分が、もっともっとオタクを突き詰めていかなくちゃいけないなと、身が引き締まりました(笑)。
――ちなみに、普段から誰がセンターになるのかは事前に決まっているものなんですか?
カイ:事前に言われるパターンもあるし、振りがついていく中で徐々に判明していくパターンもあるよね?
リョウガ:振りが付いてきて、あれ? 僕、センター多いぞ。センターか!?みたいな(笑)。
ユーキ:でも、意外と事前告知は少ないかもしれないね。それで思い出したけど、「FLASHBACK」のとき、ユースケが初披露のステージで号泣っていう。
ユースケ:そうそう。初めてのセンターだったからうれしくて。6枚目のシングル「ikki!!!!!i!!」でセンターになって、本当にうれしかった。当時は次のシングルのセンターが誰か、ステージの上で発表してたんだよね。ダカダカダカ……って。
リョウガ:ダカダカダカって(笑)。
カイ:ドラミングのこと?(笑)
ユースケ:そうそう。ああいうの、またあったら8号車もうれしいんじゃないかなぁ。
ユーキ:きっとみんな楽しみにしてるもんね
――インタビューは【後編へ】
Hey Hey Hey
超特急 SDR 1000円(通常盤)
2号車、カイ=1994年9月27日生まれ、神奈川県出身。3号車、リョウガ=1994年10月23日生まれ、神奈川県出身。4号車、タクヤ=1994年11月24日生まれ、東京都出身。5号車、ユーキ=1995年1月2日生まれ、徳島県出身。6号車、ユースケ=1995年12月24日生まれ、神奈川県出身。7号車、タカシ=1996年9月23日生まれ、大阪府出身。現在、超特急史上最大規模の全33公演10万人動員のホールツアー「BULLET TRAIN SPRING/SUMMER TOUR 2019 「EUPHORIA 〜Breakthrough, The Six Brave Stars〜」中