艶やか和衣装&美声で魅了 SKE48・古畑奈和が初のソロライブを開催
6月27日、SKE48・古畑奈和が東京・新宿のKeyStudioで、自身初のソロライブ「ピアスの穴を開けるのに失敗したトゥエンティートゥーと過ごす、夏、手前。」を昼と夜の2公演開催。昨年ソロでリリースしたミニアルバム「Dear. 君とボク。」収録曲やAKB48グループの楽曲に加え、ボカロ曲など全15曲を披露した(セットリストは昼夜共通)。
劇場公演やコンサートでは、ダイナミックで表現力豊かなパフォーマンスを見せている古畑。この日は番組企画でSKE48 No.1の座を手にした自慢の歌唱力で観客を魅了した。
初のソロライブのオープニングを飾ったのは「Dear 君と僕。」から「本性」。今回のライブのために新調された和服衣装で静かに登場した古畑は、イントロが激しくなると、それに合わせて「叫べー!」とファンを煽り、自身も1曲目から激しいパフォーマンスを披露し、続く「LOVE CHASE」(AKB48)も伸びのある声で歌い上げる。
3曲目はAKB48の「ロマンス拳銃」。今回のライブは開演前に、AKB48グループで使われる「タイガー! ファイアー!…」という“MIX”はなしでというお願いが古畑からされていたが、ここで古畑が曲前にこの曲の合いの手を指南したこともあってか、会場の一体感も増してくる。その後の「そんなこんなわけで」(AKB48)では、間奏中に衣装の上着を脱ぎ、少し背中の開いた衣装になると、客席からは歓声が。
MCを挟み、5曲目はSKE48の若手メンバーが劇場で行っている「青春ガールズ」公演から「ふしだらな夏」を、ソロならではの強弱のついた歌い方で大人っぽく披露すると、セットリストは「Dear 君とボク。」収録の「ミライクル」「4me」と続く。「ミライクル」は顔の周りを中心とした手の動きでかわいらしく、「4me」はペンライトを持ったファンとおそろいの手振りで、曲中に登場する女性のように、楽しくしなやかに歌ってみせた。
すると、8曲目に披露されたのはボカロ曲の「吉原ラメント」(重音テト)。黒い扇子を取り出し、和テイストのロックナンバーをしっとり、艶やかに歌うと、ここで衣装チェンジのため古畑は一旦ステージから退場。