「頭に水が溜まった…」U字工事 持ちギャグを封印していた
6月29日(土)放送「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ系)で、北関東芸人代表として栃木県出身のU字工事が登場。U字工事が、持ちギャグ“卓ちゃんハンマー”を辞めたワケを明らかにした。
まずは茨城県出身のカミナリが「あこがれてたのに、オメェら進歩ゼロだな!」と思い切ったダメだしを。石田たくみは、「子どもの頃、漫才をよく理解することができなかった。そんな中学生のたくみ少年を笑わせてくれたのがU字工事さんだった」とコメント。
たくみは、U字工事のネタを覚えてしまうくらい好きだったと語るが、営業で同じになっても、U字工事はまるで新ネタを披露しないと暴露し「延々、エーゲ海だ、かんぴょうだってやってる!」と鋭く指摘。「何十年前は笑ったけど、今はもう笑わない。ずっと北関東から抜け出していない」と痛烈なダメ出しをした。
するとU字工事・益子卓郎は「北関東から出ないとか言ってるけど、カミナリは、最近我々のテリトリーである栃木テレビでずっとレギュラーをやってるんですよ」と反撃。今度はカミナリ・竹内まなぶが「だから、スキがあるんですよ!」とコメントし、ひな壇芸人は大爆笑。
益子は「東京とかでっかいところに行くと、やられちゃうんですよ。だから無理してできないことやるよりは、田舎でひっそりできることをやってた方がいいんですよ」と自分たちの力量を分析。昔は益子も、夕方のニュースの食レポで、“卓ちゃんハンマー”(自分の右頬を握りこぶしで思い切り叩く)という謝りギャグを取り入れていたが、この芸風のおかげか頭に水が溜まってしまったそう。
4、5年前に人間ドッグに行った際、医者から「益子さんは頭…大きな事故か何かに遭われましたか?」と聞かれたと告白し、そんな自身のトラウマから、たくみがまなぶの頭を思い切りはたくカミナリの芸風を極度に心配しているという。
ここでEXITの兼近大樹は「方言ゴリ押し漫才師がゴチャゴチャもめるんだったら、茨城と栃木で合併してクラブとか作っちゃえばいいじゃん! 一緒に盛り上がりましょう~♪」とチャラいアドバイスをおくり、明石家さんまもEXITと共に「ポンポーン!」と大はしゃぎ。U字工事とカミナリがあきれ返る場面があった。
ネットでは、「みんなU字工事が好きです。関東のお笑いを引っ張ってくれる嬉しい存在ですよね」「カミナリの愛を感じたし、U字工事の切り返しも、飾らないところが逆に面白さに繋がってた!」との声が上がった。
次回は、7月6日(土)放送。