タッキーが2011年は恋愛でも革命を起こす!?
帝国劇場で滝沢秀明主演の舞台「新春 滝沢革命」の公演が元日にスタートした。1月3日、同劇場で「滝沢革命」の鏡開きが行われ、滝沢と中山優馬が囲み会見に応じた。
同舞台は、滝沢が書き下ろした新曲「SHOW」が帝劇開場100周年のオープニングを華々しく飾り、ストーリーも今作から大幅リニューアル。滝沢の弟を中山が演じ、兄弟愛や家族愛などさまざまな愛を描き、その大切さを訴える。また、滝沢によるロープアクションやバンジージャンプ、フライングもさらに進化、新たに三味線を弾きながら歌うシーンなどのパフォーマンスも披露。舞台中央に設置された滝からは客席に向かって大量の水が流れ出すなど、初演の3倍となる15トンの水を使った12分間にも及ぶ殺陣は大迫力の演出となっている。
100周年のオープニングを飾る滝沢は「この100年間というのは、僕らの大先輩であり、普段お世話になっている森光子さんや数々の大先輩たちが築きあげた時間だと思っております。次の世代に向けて、僕らが伝えていく役割ということを理解しながら、ことしは頑張っていきたいなと思っております」と気を引き締めた。また、話題となっている水の演出については、「当初は10トンくらいの予定だったんですが、劇場に入って足りないなということになりまして、今は15トンくらいになってますね。もう流されそうで、踏ん張ってます」と隠された苦労を明かす。
また、初共演となる中山について「次の世代の座長を務める人だと思う。そういった意味でも一緒の舞台に立ちたいなという気持ちがありました」と絶賛。すると、中山は「よかった!」と安堵の表情を浮かべた。そして、滝沢は「初日が始まる前に、この舞台で革命を起こすと優馬が言ってましたので、それが何なのか楽しみにしたいなとは思ってますね」と期待を寄せる。
ファンの間でご利益があると言われた“滝汁”(フライングの際に飛び散る水滴)が今回ないことについて滝沢は「今回、やってないですね。その分15トンの水を…でいいじゃないですか。(衣装も)重いですね、かなり足も取られますし。あのフライングにご利益があるとか、何があるとかいろんなことを言われましたけど、実は無いですから!」と笑顔で否定しつつも、「見に来てくださって、ことしもよかったなとか、いいお正月だったなと思ってもらえれば、それが一番うれしいです」と明かす。
そして、テーマとなっている革命にちなみ、自身の'11年については「個人的にもそうですが、“タキツバ”としてももう一歩、革命を起こしたいと思いますけどね」と力強く宣言し、「(恋愛も)ちょいちょい革命していきたいと思います(笑)」とはにかんでいた。
'10年1月1日(土)~27日(木) 帝国劇場
※5日(水)、11日(火)、17日(月)は休演