『あなたの番です』横浜流星“世界一の回し蹴り”が炸裂!台本には異例のト書き
恩師の言葉「弱みを見せるな」を胸に
俳優の道を選択した今でも、横浜にとって極真空手で培ったものは大切な基礎となっている。
空手を始めたばかりのころは負けても全く悔しさを感じず、むしろ弱音を吐いて泣いてばかりいたという横浜。だが、空手の先生から「弱みを見せるな」と徹底的に叩き込まれていった中で、気付けばほとんど涙を見せずに勝利を収めていく世界一の空手選手が誕生していた。横浜はインタビューで語っている。
「勝つ喜びを徐々に知っていったことで、『自分の中に“負け”という文字はない。勝つ以外にないんだ』と考えるようになっていったんですよね。泣くことについても同じで、人って『自分が、かわいそうだな』って思ったときに泣くことが多いそうなんです。それを聞いたとき、“なんだかそれってただの甘えだよなぁ…”と思ったんですよね。『いや、だったら泣けないでしょ。むしろ男たるもの、泣くべからず!』って。その気持ちは今もずっと変わっていないです」
その強い気持ちで、芝居にも真っ向から向き合ってきた。そして今回、役として特技を披露する念願のチャンスが巡ってきた。AIを研究する大学院生ということ以外明かされておらず、まだまだ謎の部分を秘めた二階堂。そんな彼が見せる新たな一面に注目したい。
新たな住民登場!第13話あらすじ
袴田吉彦(袴田吉彦)殺害容疑で指名手配されているイクバルたちが翔太(田中圭)を襲ったことで、警察に捕まると悟ったシンイー(金澤美穂)は、不法滞在中の恋人・クオン(井阪郁巳)を逃がす。
翔太と二階堂(横浜流星)は、臨時の住民会に出席。そこに管理人の蓬田(前原滉)が502号室に引っ越してきた南(田中哲司)を連れて現れ、住民たちに紹介する。赤池夫妻が殺された部屋にわざわざ住もうとする南を不審に思う住民たち。南は、不躾に住民たちから事件の話を聞こうとする。まるで事件を探るような南の態度に、住民たちは警戒を強める――。