役作りを意識するようになって変わったことは“映画の趣味”?【磯野大パーソナルインタビュー (2)】
芝居の“間”に注目するようになってから見る映画が変わった
──今までの作品とは、役作りの仕方も違いますか?
磯野大:全然違いました。セリフの”間”とか、今は本当に勉強になっています。難しいけど面白いし、すごく勉強になるので今はお芝居がすごく楽しいです。お芝居って、キャストが全員がむしゃらに本気でやっているので、生きてきて初めて本気になるのってかっこいいなって思って。そういう風に思わせてもらえる人たちと芝居を経験させてもらえたっていうのはすごく貴重だったなと思うんです。
大小様々な劇場での芝居を経験して、広い劇場だと表情の変化やセリフもゆっくりの方がいいし、狭い劇場だと本の渡し方とか、目の視線の細かい所作も見られるんだなって実感しました。
──俳優を始めて役作りを意識する中で、日常に変化はありましたか?
磯野:見る映画が変わりましたね。それまでエンタメ作品が好きだったんですけど、芝居の“間”に注目するようになってからは、黒澤明監督の作品とか過去の作品も見るようになって。意図的に仕事を入れない時期を作って、來河と月に50本くらいの映画をずっと見ていて。「時計じかけのオレンジ」(1971年)、「気狂いピエロ」(1967年)など今まで触れてこなかった作品も見るようになって。他人にもお薦めできるというか、特に「気狂いピエロ」は、白黒なんですけど色が鮮やかに見えるんですよ。最近は「セッション」(2015年)ですね。お薦めの映画はTwitterに不定期で書いているので、ぜひフォローしてチェックしてみてください。
取材・写真:岩永聡美
■舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ
【東京公演】品川プリンスホテル ステラボール 6月14日~23日
【大阪公演】サンケイホールブリーゼ 6月28日~7月7日
【兵庫公演】AiiA 2.5 Theater Kobe 7月11日~15日
【東京凱旋公演】品川プリンスホテル ステラボール 7月19日(金)~8月4日(日)
▼スタッフ
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo、テルジヨシザワ
▼キャスト
山姥切国広:荒牧慶彦
へし切長谷部:和田雅成
鶴丸国永:健人
鶯丸:前山剛久
大包平:加藤 将
大般若長光:川上将大
大典太光世:磯野 大
ソハヤノツルキ:飯山裕太
博多藤四郎:木津つばさ
前田藤四郎:大崎捺希
五虎退:設楽銀河
山伏国広:横山真史
同田貫正国:武子直輝
太郎太刀:小林 涼
次郎太刀:小坂涼太郎
南泉一文字:谷水 力
陸奥守吉行:蒼木 陣
謎の人物:梅津瑞樹
【東京公演】小夜左文字:納谷 健
【大阪公演】骨喰藤四郎:北川尚弥
【兵庫公演】不動行光:椎名鯛造
【東京凱旋公演】歌仙兼定:和田琢磨
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◆磯野大 公式◆
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