座右の銘は「縁ありて花開き、恩ありて実を結ぶ」【磯野大パーソナルインタビュー (5)】
東京ワンピースタワー「ONE PIECE LIVE ATTRACTION “3”『PHANTOM』」(2017年)でのロロノア・ゾロ役を皮切りに、舞台「探偵東堂解の事件録 -大正浪漫探偵譚-」(2019年2月)では主役の東堂解を演じるなど、今注目の若手俳優・磯野大が、2019年6月14日より東京・品川プリンスホテル ステラボールにてスタートした「舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ」で大典太光世役に抜擢された。
ザテレビジョンでは、そんな磯野大のパーソナルインタビューを5回に分けてお届けする。
最終回となる第5回では、今後演じてみたい役など、未来のビジョンについて聞いた。出会いの縁とファンへの感謝を忘れない、人情味あふれる人柄に今後も注目していきたい。
周囲に染まらず、無色でいたい
──今後、挑戦してみたい役はありますか?
磯野大:特にこれというのはなく、自分が気になる作品に出演していきたいと思っていますが、強いて言えば悪役を演じてみたいですね。深みがある役をやるにはまだまだ経験が浅くて、中身が伴ってないなと感じることがたくさんあるので、いろいろな役をやって経験を積みたい。役者のファンの方って目がすごくシビアだと思うので、納得してもらえるような演技ができるようになりたいですね。
──身近に個性派の役者さんがたくさんいらっしゃると思うんですが、磯野さんは周囲に染まらないところがありますよね。
磯野:それは、以前この仕事を辞めようって思ったときに、一回死んだと思っているんです。ファンの方にもう一回燃やしてもらった命だと思っていて。これからいろいろな役を頂く中で、もっともっと大きな役を頂いたときに、ファンが多いからいろいろな解釈があって、それと合致しないこともあるかもしれない。それで何かを言われてもブレないで、芯のある役者でいたい。だからこそ周囲に染まらず、無色でいたいんです。
出会いを縁に変えて、精一杯の恩を返していく
──では最後に、読者へのメッセージをお願いします。
磯野:まず、このインタビューを読む時間を割いていただいてありがとうございます。時間を頂くことが当たり前じゃないと思っているので、俺自身に興味を持って、このインタビューを読んでいただいていることも全て含めてありがたいです。
”縁ありて花開き、恩ありて実を結ぶ”という言葉があるのですが、これが自分の座右の銘です。ご縁を頂いたことに感謝し、出会いを縁に変えて、精一杯の恩を返していくという意味なんです。自分自身、先生や先輩、そしてTwitterからたくさんのご縁をもらい、ファンの方が応援してくださっている現状があるので、全てのものに対して感謝をしたいと思っています。
今まで応援してくれた人に対して恥じないように、そしてこれからも全ての仕事に全力で取り組むし、これからも役者としてどう成長していくのか、温かく見守っていただけるとうれしいです。
■舞台『刀剣乱舞』慈伝 日日の葉よ散るらむ
【東京公演】品川プリンスホテル ステラボール 6月14日~23日
【大阪公演】サンケイホールブリーゼ 6月28日~7月7日
【兵庫公演】AiiA 2.5 Theater Kobe 7月11日~15日
【東京凱旋公演】品川プリンスホテル ステラボール 7月19日(金)~8月4日(日)
▼スタッフ
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo、テルジヨシザワ
▼キャスト
山姥切国広:荒牧慶彦
へし切長谷部:和田雅成
鶴丸国永:健人
鶯丸:前山剛久
大包平:加藤 将
大般若長光:川上将大
大典太光世:磯野 大
ソハヤノツルキ:飯山裕太
博多藤四郎:木津つばさ
前田藤四郎:大崎捺希
五虎退:設楽銀河
山伏国広:横山真史
同田貫正国:武子直輝
太郎太刀:小林 涼
次郎太刀:小坂涼太郎
南泉一文字:谷水 力
陸奥守吉行:蒼木 陣
謎の人物:梅津瑞樹
【東京公演】小夜左文字:納谷 健
【大阪公演】骨喰藤四郎:北川尚弥
【兵庫公演】不動行光:椎名鯛造
【東京凱旋公演】歌仙兼定:和田琢磨
〈HP〉https://www.marv.jp/special/toukenranbu/
◆磯野大 公式◆
〈HP〉http://allen-co.com/isonodai/
〈Twitter〉@Dai_Is1214