塚地武雅、東京03との思い出を懐古「僕のおごりで旅行するの、何年やってました?」
タモリさんとか、絶対にいいこと言いそうじゃない?
――コントで塚地さんは角田さんに説教される役柄でしたが、怒られてみてどんな気持ちになりましたか?
飯塚:どんな質問だよ(笑)。
塚地:いやでも…ひどい説教だなと思いました(笑)。このコント、「自分も角田さんみたいな説教しちゃってるかも」って人に響く感じありますよね。上司の人たちが、このコントを聞いた次の日から怒り方を改める可能性があるかも。
…時代を変える、革命的なコントになるのではないでしょうか(笑)。笑いこそしないけど。
飯塚:いや、なんないでしょ! 笑ってほしいよ。
――塚地さん演じる「説教を評価する新入社員」。実際にいそうな気もするんですが、皆さんの目の前にそういう人が現れたら、どう思いますか?
塚地:ない話じゃないですよね、特にお笑いの世界とかは。僕らも後輩の芸人を説教した後に、別の現場でその後輩が「あの人こんな説教してましたよ!」とかってクスクス笑われているかもしれませんし。僕らもしてきましたしね。
飯塚:だから、説教なんて怖くてできないよね。それこそ、将来有望な後輩が僕が説教したことによって良くなって、売れました! っていうのが一番理想的じゃないですか。
塚地:確かに。「あの一言が」みたいなね。
飯塚:でも、説教した後輩が全く売れなくて、むしろ「なんであの時怒られたんだろう?」って思われちゃったら、何もいいことないよ。
角田:労力分、損しちゃうね。
塚地:下手したら恨まれちゃったりするしね。
飯塚:そう! それを想像すると怖くて、誰も怒れない。
よっぽど面白くて好きな後輩とかには、ちょっとしたアドバイスとかするかもしれないけど、今後も説教はしないと思いますね。
――ちなみに、皆さんが説教されたら逆にうれしくなっちゃう人はいますか?
塚地:憧れてる人に言われたら何でもうれしい。
飯塚:山ほどいますね! タモリさんとか、絶対にいいこと言いそうじゃない?
塚地:「え、そんな角度から!」っていう、普通の説教じゃないことを言ってくれそうですね。
角田:説教の感じ出さなそう。ポロっと言いそうだね。聞きたい!
飯塚:内村(光良)さんもね。
塚地:内村さんは「LIFE!」で一緒だけど、全然説教しない。
飯塚:俺は昔、内村さんの舞台で共演させてもらった時に、「ここはアドリブでもいい」っていうところがあって、内村さんはそこを毎回変えてやってほしかったんだって。でも、俺は練習で試してよかったパターンでやって、結構置きにいっちゃったの。そしたらそれがすごい嫌だったらしくて、まぁまぁ怒られた(笑)。「あそこ何でもいいから変えてほしかった」って言われたんですよね。
塚地:え~珍しいね。
飯塚:よっぽど嫌だったのかな(笑)。でもその後に、僕らのコントライブの追加公演のゲストに出てくださったんですよ。本当に尊敬する先輩です。
――今回は説教がテーマでしたが、今後塚地さんが出るとしたらどんなテーマでやりたいですか?
飯塚:何でもできるからね塚っちゃんは、部下でも上司でも。だから、いっぱい来ていただいて、いろんな設定でやりたいですね。
毎週木曜夜8:05-8:55
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