長期間にわたる取材力を評価!“マンホールチルドレン”の20年を追ったドキュメンタリーが「衛星放送協会オリジナル番組アワード」グランプリを受賞
授賞式では、各部門の最優秀賞も表彰。番組ドラマ部門は、向井理主演のドラマ「連続ドラマW パンドラⅣ AI戦争」が受賞した。プロデューサーの青木泰憲氏は、多くの取材とリサーチに苦労したため「本当に嬉しく思います」と喜びを爆発させた。VTRでは、主演を務めた向井もコメントを発表。「アイデアを出し合いながら、迷いながら、戦いながら作ったドラマなので、こういった賞をいただけて感慨深いものがあります」と語った。
番組教養部門は「ドキュメンタリー ~The REAL~ ブレイクダンス ユースオリンピック 新競技誕生の瞬間」(J SPORTS 3)が受賞。番組にも出演し、授賞式ではダンスパフォーマンスも披露したブレイクダンサー・KATSU1氏は、2024年のオリンピック競技候補にブレイクダンスが挙げられたことに触れ「昔は本当に不良しか(ダンスを)やっている人がいなかったので(笑)、度肝を抜かれました。ユースオリンピックも大変だったんですけど、幸いにも僕の周りにいる人たちは素晴らしい方ばかりなので、うまくいくと思います。今日は本当におめでとうございます」とユーモアを交えつつスタッフに祝辞を述べた。
また、長年にわたりオリジナリティあふれる番組制作を通じて有料・多チャンネル放送の発展に貢献した人物に贈られる衛星放送協会特別賞に、杉田成道氏を選出。ゲストとして、杉田氏を「師であり恩人」だと語る緒形直人が祝福に駆けつけた。俳優デビュー作の映画「優駿 ORACION」や「北の国から」(フジテレビ系)、さらに杉田氏が監督を務める新作時代劇「帰郷」(時代劇専門チャンネル、放送日未定)に出演した緒形は「(杉田氏は)なかなかOKを出さない監督としても有名」と告白し、来場者を笑わせた。
なお、グランプリを受賞した「ボルトとダシャ マンホールチルドレン 20年の軌跡」は、7月18日(木)夜6時より、NHK BS1にて再放送される。