チェ・ジウが「冬のサクラ」第2話に友情出演
1月16日の初回放送で14.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の視聴率を記録したTBS系ドラマ「冬のサクラ」の第2話(1月23日放送分)に、韓国のトップ女優、チェ・ジウが友情出演する。
同作は、今まで1度も恋をしたことがないガラス職人・稲葉祐(草なぎ剛)と、事故で記憶を失い、夫と子供を持つ女性・石川萌奈美(今井美樹)が、恋に落ちてしまう姿を描くラブストーリー。1月23日(日)放送の第2話では、萌奈美の脳に腫瘍(しゅよう)が見つかったことを知った祐が、その事実を伝えるために山形から東京へ向かう決心をする。チェ・ジウが、どのような役で登場するのかは、明かされていないが、「草なぎさんが出演されるドラマだったので」と、出演を快諾。全て日本語で演技するということで、イントネーションの確認に余念がなかったという。チェ・ジウの出演について、草なぎは「チェ・ジウさんが出演なさっている『冬のソナタ』がすてきなラブストーリーだったので、このドラマもどっか意識しているところがあると思う。チェ・ジウさんがこの番組に少しでも出ていただけると、僕らキャスト、スタッフの皆さんの気持ちが盛り上がりましたし、すごいすてきなシーンになったので、うれしかったですね。僕も韓国の俳優さんや作品が好きで、少しでも日本と韓国の架け橋になれたらいいなと思っているので、チェ・ジウさんもすごくうれしく思って参加してくれたので、よかったです」と心境を明かした。
また、そんなチェ・ジウと共演した祐の弟・肇(佐藤健)の恋人・安奈を演じる加藤ローサは、「いつもすごい温かい、居心地のいい現場なんですが、スタッフさんの数が2倍くらい増えて、緊張しちゃって…チェ・ジウさんに『アニョハセヨ』しか言えなくて、あんまりお話しとかできなかったんですけど、すごくすてきな方でした。スタッフさんと話しているのを見たら、お茶目な方なのかなって思いつつ…何も話してないですけどね(笑)」とコメント。一方、その撮影シーンに出演がないにもかかわらず、現場に来てしまったという萌奈美の夫・航一役の高嶋政伸をみんなが責め立てると「会いたいでしょう!? 生チェ・ジウ(笑)。現場に早く行っちゃいました。2時間早く行くと会えるって言われたら、誰だって行くと、僕は思いますよ」と言い訳。だが、今井は「ちょっと待ってくださいよ! わたしの(撮影の)時には帰っていたじゃないですか!? 女房の時は、帰っていましたよ!」と、妻を演じるためか、ジェラシーの炎を燃やした。
さらに、高嶋は、萌奈美を愛しているがために、異常な愛情表現をしてしまう医院長を演じるにあたり、「演じる上で、大事にさせていただいているのは、どなたの心の中にでもある、狂気というか、異常性というところを大事にしています。完全なモンスターではなくて、見てくださった方が、『こういう状態になったら、僕もこんな風になっちゃうかもしれないな』ってゾッとするような感じで演じたい。草なぎ剛さんのファンからは、道端で刺されるくらい熱演させていただければと思っております(笑)」と決意を述べた。
毎週日曜夜9:00-9:54 TBS系で放送
※チェ・ジウが出演する第2話の放送は1月23日(日)