<横浜流星>二階堂がAIで導いた“犯人像”とは…『あなたの番です』に新局面!!
自己最高視聴率を更新中!
二階堂がマンションに越してきたタイミングで、ドラマは連続殺人サスペンスから謎解きミステリーへと大きく様子を変えた。
キャッチフレーズも「毎週、死にます」から「殺られる前に、暴いてやる」へと刷新され、積み重ねられた事件の謎を翔太、二階堂、黒島が一つひとつ解き明かしていく展開を見せている。
それに伴い、視聴率にも大きな変化が現れた。6%台から7%台前半で推移していた視聴率は、黒島が監禁された9話(6月9日放送)で8.0%に。菜奈が殺害された第10話(6月16日放送)は7.9%、事件の“総復習”と銘打った特別編(6月23日放送)も8.1%とほぼ横ばいだったものの、“反撃編”に入ると11話(6月30日放送)・12話(7月7日放送)がともに9.2%、13話(7月14日放送)が10.9%と、自己最高を更新し続けている(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区データ)。
謎を解き明かしていく、という“反撃編”の性質上、10話までを視聴していないと内容を理解することは難しく、継続的に新たな視聴者を獲得しているとは考えにくい。ファンから「早く続きが見たい!」「気になって眠れない!!」の声が上がっていることからも、視聴率アップは放送をリアルタイムで視聴する“リアタイ組”が増えた結果といえそうだ。
前代未聞の連続殺人を客観的に“分析”する
一連の事件の真相を解き明かしていく中で、重要な役割を果たしているのが二階堂の操る人工知能“AI”だ。
「AIはデータさえ入れれば、感情や思い込みに左右されることなく、客観的に答えを導きだしてくれます。これは、ことが複雑になればなるほど人間よりパフォーマンスを発揮するということ」「犯罪が起きた場所、時間、天気、被害者の性別や年齢、背格好、殺害方法などからAIが犯人像を絞り込むんです」――初登場した11話で、二階堂はAIについてそう説明していた。
ミステリー好きの翔太といえども、10話までにちりばめられた謎や伏線をすべて解き明かすのは至難の業。そこを、二階堂とAIが科学の力でサポートしていく。難易度の高い謎解きに説得力を持たせる“仕掛け”の一つが二階堂であり、AIであると言えそうだ。