平井“ファラオ”光が語る“サンリオ沼”「大人であればあるほどハマる要素がある」
あと、昔のアニメで「ハローキティのハッピー!仮装大会」っていう30分くらいのアニメがあって。映画でもこんなに泣いたことないってくらいボロボロ泣きました。
農場をやっている家の子供が、役者をやりたいっていう夢を持ってて、子供のころに親とけんかして都会に行っちゃうんです。でも地元で仮装大会が開かれるっていうので、息子はちらっと様子を見に来るんですね。そこでお父さんが仮装大会の司会をやることになるんですけど、不器用な人なんで、たどたどしくなっちゃって全然司会ができないんです。
それを見かねた息子が顔を隠して司会を代わって上手いことこなして。終わった後にお父さんは「あいつじゃないか?」って気付くんですけど、「あんな家の出方したやつが何をいまさら戻って来てるんだ」って会おうとしないんですよ。
それを見ていたキティちゃん(ハローキティ)が一生懸命親子を繋げようとするって話で…たった30分くらいの話なんですけど、もう何回でも泣けますね。これは僕らみたいな芸の世界にいる人間は絶対心に響くと思うんで、いろんな人に薦めてるんですよ。
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