新プリキュア・小清水亜美に独占インタビュー!PART1
テレビ朝日系で2月6日(日)から放送がスタートする新アニメ「スイートプリキュア♪」で、主人公の北条響の声を担当する小清水亜美に独占インタビューを敢行。2月2日に発売された週刊ザテレビジョンのアニメページでは、掲載できなかったインタビューを完全版として紹介する。
――初アフレコを終え、初めて変身した感想をお聞かせください
「変身するときの決めぜりふを2人(コンビを組む折笠富美子さん)の声も絵もピッタリ合わせなきゃいけないところが、やっぱりちょっと難しかったです。去年から、アニメの絵に合わせずに言葉のみの収録はやらせていただいていたのですが、いざアニメのアフレコとなると緊張しました」
――折笠さんとはプリキュアの前のシリーズ「明日のナージャ」でも共演されていましたが?
「そうなんです。なので、とても安心感があって、お姉ちゃん的な存在でとてもホッとします。『明日のナージャ』で主役を演じてから8年経つんですけど、形は違いますがこういう形で共演できて幸せです。折笠さんにも『亜美ちゃんで良かった』って言ってもらえて。ほかにもたくさん共演しているので、お互いのクセというか芝居の持っていき方を知っていて、ところどころ掛け合いのせりふとか読んでいてもやりやすいですね。」
――やはり初共演の人とはやりやすさが違いますか?
「『わたしはこう持っていきたいな~』と思っている個所があるとき、ポンッとせりふを投げてみるとちゃんと拾ってくださって。逆もしかりだったりするんですけどね。『こういう風に演じていきたいな』というのを打ち合わせせずともできるというか。ノンストレスでやらせていただいています(笑)」
――以前、「ふたりはプリキュア」「―Max Heart」では、越野夏子役でプリキュアにあこがれる役をやってらっしゃいましたよね?
「そのときは名塚佳織ちゃん(森京子役)とペアだったんですけど、まさかニセプリキュアから本物になれるなんて(笑)。すごく、不思議というか、うれしいですね! 夏子役を演じてからは7年ぶり、主役を演じるということに関しては、ナージャからスイートで8年ぶりですし、その分プレッシャーも大きいですね。(プリキュアは)今回が8作目で、これまで先輩の皆さんが繋いできたバトンを受け取ったという重みを感じています。声優やキャラクターは変われど、『プリキュア』っていう名前が引き継がれてこんなに長く続いている作品ってなかなかないですよね。なので、2011年もしっかり『スイートプリキュア♪』で繋いでいきたいなと思います」
――プリキュアの主役に抜てきされたときは、喜びよりも重みの方が大きかったのですか?
「そうですね。わたしはデビュー作が『明日のナージャ』なので、この現場で育ててもらったと思っています。お世話になった皆さんに『8年経ってこれだけできるようになりました!』っていう気持ちを持ってオーディションを受けました。『決まりました』って連絡を受けたときにビックリしました。すんなり受け止められなかったのですが、あとからうれしさがこみ上げてきて…でも冷静になって考えると、すごく責任重大だな~って。今はプレッシャーというか、重みの方が大きいですね。あと、うれしいなって思うのは、例えば『ハートキャッチプリキュア!』の水樹奈々さん(キュアブロッサム役)や水沢史絵さん(キュアマリン役)など、仲良くさせていただている先輩たちからバトンをもらえるのがうれしい。あと、プリキュアが全員集合する『映画プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花』の収録で、久しぶりに(「Yes!プリキュア5」)のキュアドリームをやっていた三瓶由布子ちゃんと共演したんです。『一緒にピンク(のプリキュア)だよ』って声をかけてくれて、うれしかったですね。」
――プリキュアの先輩である声優の皆さんから何かアドバイスしていただいたのですか?
「水沢史絵さんには、『もうドンといけ!』と(笑)。でもまだまだ聞きたいことはあります! 攻撃するときの決めぜりふのコツや、変身するときの決めぜりふとかも、先代のプリキュア役の皆さんに聞いて、どういうところに気を付けていたのかなど聞きたいです。
でも、先輩たちのアドバイスを取り入れつつも、その中で、自分らしくそしゃくして自分らしさを出していきたいです。わたしが演じる響ちゃんは、見た目は女の子なんですけど、中性的な部分が強いので、変身前と変身後のバランスとかも今までのキャラクターとは違ったバランスで演じていけたらなと思っています。」
(小清水亜美独占インタビューPART2へ続く)
2月6日(日)スタート
毎週日曜朝8:30-9:00 テレビ朝日系で放送