「一瞬でも皆さんの記憶と心に残るようなパフォーマンスを」
――伊藤さんが目標にしているアーティスト像はありますか?
伊藤美来:“皆さんに愛されるアーティスト”になりたいです。
「俺の音楽が好きなやつだけついてこい!」というタイプもすごく格好いいとは思うのですが、私はもっといろいろな人に共感してもらえる曲を作りたいですし、いろいろな人から愛してもらえるような人間でありたいと思っているので、それがアーティストとしての目標でもあります。
自分の音楽はしっかり持ちながら、その目標に向かってブレずに活動し続けたいですね。そして、そこについてきてくださる人がたくさんいたらいいなと思います。
――今年、大学を卒業されましたが、伊藤さんが「大人になったな」「成長したな」と感じたことはありますか?
伊藤:なんだろう…あるかな。絶対どこかにはあると思います(笑)。
私は高校生の頃からお仕事をさせていただいているんですが、大学生活も、学業とのスケジュール調整を相談しながら、考えながら頑張った4年間だったなって思いますね。当時は、お仕事と両立させるのがもう本当に大変で。自分で決めて進んだ道とはいえ、心が折れそうになったこともあったのですが、今思うと、大学生活でしか経験できなかったことがたくさんあって。大切な、宝物のような4年間でした。
――今年のアニサマでは、ゲーム「プリンセスコネクト!Re:Dive」の声優陣によるユニット「アニメロサマープリンセス from プリンセスコネクト!Re:Dive」としても出演されますが、ユニットならではの楽しさを感じることはありますか?
伊藤:グループでのパフォーマンスは、そのグループそのものや、コンテンツの良さを知ってもらいたいという気持ちがありますし、メンバーの息の合った部分を見てほしくて、しっかりと合わせる練習もしています。ですから、緊張感が分散されると言いますか、「みんないるから大丈夫だよ」って励まし合えるので、本当に心強くなれるんです。そこがグループの良さだと思います。
ソロの場合は、ステージ上には私一人なので、全部の視線が私だけに注がれているという意識でパフォーマンスしているんです。なので、一つ一つの動きだったり、細かい部分にまで気を遣います。そこはグループでのパフォーマンスとの違いかもしれません。
――アニサマは毎年、さまざまなコラボレーションも見どころとなっていますが、「こんな人とコラボしてみたい」というアーティストはいらっしゃいますか?
伊藤:大人数のグループとコラボしたいという思いもありますし、あとは、仲のいい人たちと楽しくコラボするのも、面白そうでいいな~なんて思いますね。
――では最後に、「Animelo Summer Live 2019 -STORY-」へ向けての意気込みをお聞かせください。
伊藤:昨年に来ていただいた方も、今回私のステージを初めてご覧になる方もいらっしゃると思いますが、全部のパフォーマンスじゃなくても「伊藤美来のあの瞬間、良かったよね」と、たとえ一瞬一瞬でも、皆さんの記憶と心に残るパフォーマンスができるように頑張りますので、ぜひ楽しみにしていただけたらと思います。
8月30日(金)~9月1日(日)
さいたまスーパーアリーナにて開催
※伊藤美来は8月30日に出演
▼伊藤美来 公式
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