横浜流星、高校時代は「一瞬一瞬を生きていた」
謎だらけの島を舞台にしたシリーズ累計100万部の河野裕の青春ファンタジー小説「いなくなれ、群青」(9月6日・金公開)が映画化。主人公の七草を繊細に演じた横浜流星は、「幻想的で世界観がすごくステキだと思いました」と振り返る。
本当にイキイキとした高校時代でした
「高校生のころは、毎日何も考えずに、その日が楽しければいいと思って過ごしていました。今思えば一瞬一瞬を生きていた、悪く言えばバカだったなと思います(笑)。怖いものがなかったし、世の中は自分中心で回っているって思っていたのかも。まぁ、高校生のころはみんなそんな気持ちを持っていると思いますが…。体育祭は率先して盛り上げているような、本当にイキイキとした高校時代でした。なので、今回演じた七草が送っている高校生活とは少し違いますね」
七草は「不幸じゃなければ、幸福だと言い張れることだってできる」と考える青年。そんな中、幼なじみの真辺(飯豊まりえ)が“階段島”に現れ、ここに来たことを「納得できない」と憤慨。島にいる意味や島にまつわる謎を解き明かそうとし始める。
「七草は自分とそう遠くない人物というか、共感できることもたくさんありました。そのため、真辺という存在を大切に演じようと思いました。真辺演じる飯豊さんのお芝居を素直に受け止めて返すというか…。でも気を付けたのはそれくらいで。あまりこうやろう!と決めず、フラットでニュートラルに七草としてその場所にいることを心掛けました」
9月6日(金)全国ロードショー
出演=横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗/黒羽麻璃央
原作=河野裕「いなくなれ、群青」(新潮文庫nex)
監督=柳明菜
主題歌=Salyu「僕らの出会った場所」/主題歌プロデューサー=小林武史
配給=KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ
【HP】http://inakunare-gunjo.com/